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オーストラリアで有料道路を走行するにはe-TAG入手が必要か?

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ETC オーストラリア シドニー 有料道路

NSW州E-Tollのe-TAG

オーストラリアで有料道路は全てが、車載の感知器による自動課金システムを採用しており、有人、または、無人の料金所はありません。

e-TAG(イー・タグ)とは?

e-TAG(イー・タグ)とは、オーストラリアの有料道路に備え付けられた通行料金の自動課金システムの総称です。

e-TAGは、日本で言うETCと同様のシステムで、小型の車載タグ、すなわち車載器を車のフロントガラスの内側の外から見える場所、そして、運転の邪魔にならない場所に貼り付けて使用します。

車載タグは、日本では、ETC車載アンテナとか、ETCセンサーと呼ばれています。

オーストラリアの有料道路には、自動車の窓ガラス内側に張り付けられた車載タグを感知するセンサーが設置されています。通常は道路を横断する形で建てられたゲート型の枠の上部に設置されています。

オーストラリア ETC 車載器 アンテナ センサー

有料道路のe-TAGを感知するゲート

車がここを通過すると、車載タグがセンサーに反応して「ピーッ」と鳴り、登録した車の情報が課金情報として管理組織に行くというシステムになっています。

e-TAG車載タグを管理、発行する会社はオーストラリア内にいくつかあります。有料道路の管理組織によってe-TAGのブランド名が違うので、別物のように聞こえ混乱を招きますが、全ての組織で発行された車載タグは、オーストラリア全国どこの有料道路でも利用でき、課金される通行料金に差はありません。

ですから、1つの州で入手した車載タグは州をまたいで利用することができます。オーストラリアは、世界中でもいち早く料金所を全廃し、国内どこでも共通したシステムを採用した有料道路を実現した国として知られています。

ちなみに、シドニーにはE-toll、E-way、Roam Express、メルボルンにはBreeze、CityLink、クイーンズランドにはgo viaという別組織が扱うe-TAGがあります。どれも同じ機能を果たします。

e-TAGの入手方法

各発行元でオンラインにて、または、窓口で申込みできます。以下は、各組織のウェブサイトのe-TAG詳細へのリンクになります。

シドニー
E-Toll
E-way
Roam Express

メルボルン
Breeze
CityLink

ブリスベン
go via

E-Toll(イー・トール)

NSW州の車両登録や免許証を管轄する公の機関であるRMS(Roads and Maritime Services)が発行しているe-TAGがE-Tollで、おそらくシドニーでは利用者が一番多いタグです。

NSW州の公共手続きを管轄する、窓口であるService NSWで申込みと受け取りができるのも利用者が多い理由でしょう。ちなみに、Service NSWは、田舎でも大概の都市にあります。

私もE-Tollを利用しておりますので、ここでの例に挙げます。

通常のタグは「E-Toll Tag」と呼ばれ、発行に$40のセキュリティーデポジット(保証金)と$40を使用前にチャージする必要がありますので合計$80が掛かります。

支払いは、クレジットカードか、銀行からの引落しを選べます。

利用頻度が少ない場合は、$10ドルからチャージできる「Easy Toll Tag」と呼ばれるオプションもあります。この場合は、登録費用$1.50(オンライン申込の場合)と維持費$1.25/月が掛かります。この場合は、クレジットカードか、銀行からの引落し以外の支払い方法も選択できます。

この他に、車載タグが必要ない30日間有効の通行パスのオプション「eMU Pass」もあります。登録費用は、$1.50(オンライン申込の場合)で、支払いはクレジットカードのみになります。タグが無い代わりに、センサーのあるゲートを通過する際に撮影される写真をもとに、事前登録した車のナンバープレートと照会して認識する形をとりますので一回の通行に付き、$0.75の手数料が有料道路利用料金に加算されます。

写真で短期滞在の期間だけ利用したい場合に最適なオプションでしょう。

「ERider」というバイク専用のタグが要らないオプションもあります。

各オプションの詳細はServices NSWのE-Tollのこちらのページでご覧いただけます。

E-Tollをオンラインで申し込むと、タグは郵送されます。

ちなみに私が利用しているのは、通常のタグのオプション「E-Toll Tag」です。

e-TAGは必要か?

e-TAG車載タグは無くても車を運転して目的地に行くことは出来ますので、必ずしも必要ではありません。

しかし、都市部では多くの場合、有料道路を使うと楽に早く目的地に行くことができ、大幅な時間短縮につながります。

例を挙げると、シドニーハーバーを横切るハーバーブリッジとハーバートンネルはどちらもe-TAG システムの有料区間です。ここを通らないで一般道路でシドニーハーバーを渡るにはかなり西へ遠回りしないと行けません。

e-TAGなしで通行するとどうなる?

e-TAG車載タグなしでも、有料道路を通行することは出来ます。

その場合は、センサーのあるゲートを通過する際に撮影され、記録された写真をもとに、車のナンバープレートから割り出された車両の登録住所に請求書が送られてきます。

通常の通行料金の割増の金額が請求されます。支払わないと、更に割増しになり、車の登録者に督促が行きます。支払いをすれば問題ありません。

シドニーなどの市街地の複雑な道路では、車載タグが無い状態で、誤って有料道路に入ってしまうこともあるでしょう。その時は後で送られて来る請求書に対して支払いをすれば問題ありません。

請求書が送られてくる前に、各有料道路の管理組織(上記)のウェブサイトから、支払いをすることもできます。各サイトのToll(料金)の支払いのページ(pay a tollとかtoll invoiceとかtoll paymentなどと書いてあるのではないかと思います)から、先ずは自分の車のナンバープレート(Registration Plate)の内容を入力して、車載タグ無しで通行した記録を検索します。そして、支払いをすることが可能です。

また、既にe-TAGのアカウントを上記のいづれかの発行元組織に持っている場合は、運転して通行した車がe-TAGの登録をした車でなくても、既に持っているアカウントから支払うことができます。e-TAGの車載タグがないアカウントについては、これには当てはまりません。

さいごに

シドニー、メルボルン、ブリスベンで車を所有し、数か月以上滞在するならば、e-TAGはあった方が便利でしょう。

頻繁に有料道路を利用する機会が無ければ、無くてもいいですが、車載タグなしで走行した場合の割増料金を払うなら、たとえ1回の利用でも、上記のNSW州の「E-Toll」の例に挙げた「eMU Pass」の様な30日有効なタグ無し通行パスのオプションにあらかじめ申込んでおいた方がお得です。

車載タグなしで走行すると、手数料などがチャージされ通常料金の倍以上の金額が請求が来ます。

また、車載タグを長い間使っていると、電池切れで、ピーッと言う音が鳴らなくなることがあります。

この場合は、メールかレターで、センサーのある通過ポイントでタグの感知がされず、車両の写真が撮られたことの連絡が来ます。

連絡が来てからでも遅くは無いですが、ピーッと言う音が鳴らなくなったらすぐに、交換してもらうことをおすすめします。E-Tollならば、Services NSWの窓口に行けば交換してくれます。

有料道路を利用することが事前にわかっていれば、事前にタグ、または、タグ無し通行パスを入手することをおすすめします。

ちなみに、レンタカーには大抵の場合、e-TAGが搭載されており、車両返却後にクレジットカードにチャージされます。

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