この記事ではメルボルン中心部にある有名な観光名所についてひとつにまとめました。これからメルボルンを観光する方の参考になれば嬉しいです。
Federation Square(フェデレーション・スクエア)
Federation Square(フェデレーションスクエア)は、St Kilda Road(セントキルダロード)を挟んで、Flinders Street Station(フリンダースストリート駅)の向かい側に位置する広場です。
ここには、メルボルン、および、ビクトリア州全土の観光情報が得られる、大きな観光案内所、Melbourne Visitor Centre(メルボルン・ビジター・センター)があります。
地下レベルの広大なフロアには各所の観光案内情報、ツアー手配のデスク、そして、お土産ショップが入っています。
メルボルンに来たら先ずはここで情報収集しましょう。
また、Federation Squareには、レストランやバーなども集まっており、年間を通して様々なイベントも開催されています。
詳しくは、Federation Squareのウェブサイトをご覧ください。日本語ページも用意されています。
Flinders Street Railway Station(フリンダース・ストリート・レイルウェイ・ステーション)
メルボルンのメトロポリタン・トレイン(都市線)のターミナル駅で、Federation Square(フェデレーションスクエア)の向かい側、Flinders Street(フリンダースストリート)とSt Kilda Road(セントキルダロード)の角に位置します。
フリンダースストリート駅は、オーストラリアで一番古い鉄道の駅であり、最も利用客が多い駅でもあります。
1909年に完成した駅舎は、メルボルンの顔として有名で、ビクトリア州の文化遺産にも登録されています。
駅前の交差点から、駅舎の写真を撮る人がたくさんいました。とても絵になる建物です。
St Paul's Cathedral(セントポールズ大聖堂)
St Paul's Cathedral(セントポールズ大聖堂)はアングリカン(英国教会)の教会です。
Flinders Street(フリンダースストリート)を挟んで、Federation Square(フェデレーションスクエア)の向かい側、Swanston Street(スワンストンストリート)との角に位置します。
メルボルンの主な歴史的建造物の一つで、人気の写真スポットでもあります。開館時間内は内部の見学もできます。
Bourke Street Mall(バーク・ストリート・モール)周辺
Federation Square(フェデレーションスクエア)とFlinders Street Station(フリンダースストリート駅)の中間を、St Paul's Cathedral(セントポールズ大聖堂)のわきを通って北上するのがSwanston Street(スワンストンストリート)です。
Swanston Streetを少し北に行くと、 Collins Streets(コリンズストリート)との角に1887年に完成した歴史的建造物、Melbourne Town Hall(メルボルン・タウン・ホール)があります。
Swanston Streetはトラムも通っており、無料区間内です。
メルボルンのトラムについてはこちらをご参照ください。
Federation SquareとFlinders Street Stationの交差点から、Swanston Streetを北上して、7-8分歩くか、無料トラムに乗るとすぐのところに、Bourke Street Mall(バーク・ストリート・モール)があります。
Bourke Street Mallは、メルボルン中心部を東西に横切るBourke Street(バーク・ストリート)のトラムが通る歩行者専用区間で、デパートのMyer(マイヤー)とDavid Jones(デビット・ジョーンズ)などの有名店が立ち並ぶショッピングエリアとして有名です。
Bourke Street Mall(バーク・ストリート・モール)の西側を南北に走るElizabeth Street(エリザベスストリート)の角には、過去に郵便局であったGeneral Post Office(ジェネラル・ポスト・オフィス)の建物があります。この建物は国、そして、ビクトリア州の文化遺産に登録されています。
Bourke Street Mallの北側を並行して東西に走るLittle Bourke Street(リトル・バーク・ストリート)沿いには、有名ファッションブランドが集結するショッピングセンター、Emporium Melbourne(エンポリウム・メルボルン)があり、MyerとDavid Jonesと地上連絡通路で直結しています。
Little Bourke StreetのSwanston Streetを挟んで東側は、メルボルンの中華街、Chinatown(チャイナタウン)です。
美味しいアジア料理が食べたければ、チャイナタウンがおすすめです。
State Library of Victoria(ビクトリア州立図書館)
Bourke Street Mall(バーク・ストリート・モール)からSwanston Street(スワンストンストリート)を北に約400メートル程行くと、ビクトリア州の中央図書館であるState Library of Victoria(ビクトリア州立図書館)にたどり着きます。
Swanston Street(スワンストン・ストリート)、La Trobe Street(ラトローブ・ストリート)、Russell Street(ラッセル・ストリート)、Little Lonsdale Street(リトル・ロンズデール・ストリート)に囲まれた街の1区画を占有する巨大な図書館です。
図書館は1856年にオープンしました。その後改築が重ねられて今の姿となりました。
観光名所としても有名な、The La Trobe Reading Roomは 1913年にオープンしました。
建物内には、アートなどの展示スペースも設けられています。
図書館の正面入り口はSwanston Streetで、入り口前の芝生のスペースは、人々の憩いの場となっています。
このドーム天井のThe La Trobe Reading Roomは、八角形で、階下には最高600人が座って読書をしたり勉強をすることができます。
エレベーターで階上のレベルへアクセスできます。上から見下ろすリーディングルームは圧巻です。
天井のドームからは自然光が入るように設計されています。
内部の幅も高さも約35メートルあるそうです。
ここは素晴らしかったです。このように、オーストラリア最大級の蔵書と設備が整ったたくさんの地元の人が利用する図書館でありながら、多くの短期滞在者が訪れる人気の観光名所である場所は他に例を見ないのではないでしょうか?
Yarra River(ヤラ・リバー)沿いのエリア
Flinders Street Station(フリンダース・ストリート駅)の裏手、南側には、ヤラ・リバーという川が流れています。
川の対岸はSouthbank(サウスバンク)という、数々のレストランとバー、ショッピングセンター、カジノ、そして、展望台のある超高層ビルEureka Tower(ユーレカ・タワー)があるエリアです。
駅の裏から川沿いを西側へ歩くと、Southbank(サウスバンク)へ渡る歩道があります。
更に西へ歩くと公園があり、その先にはメルボルンの水族館、SEALIFE Melbourne Aquarium(シーライフ・メルボルン・アクアリウム)があります。
Flinders Street Station(フリンダース・ストリート駅)の東側、Federation Square(フェデレーションスクエア)から更に川に沿って歩くと、全豪オープンテニス(Australian Open)の開催場所、Melbourne Park(メルボルンパーク)があります。メインマッチが行わるのはRod Laver Arena(ロッド・レーバー・アリーナ)です。
さいごに
この記事を通してメルボルン中心部の魅力的な観光地をご紹介しました。歴史ある建築からモダンなショッピングモール、自然を楽しめる公園まで、訪れる人々に多様な魅力を提供するメルボルンは、どんな旅行者にも満足のいく体験を約束します。それぞれのスポットが持つ独自の歴史や文化をぜひ現地で感じ取り、素晴らしい思い出を作ってください。メルボルンの街が皆さんを温かく迎えてくれることを願っています。
世界遺産のあるカールトンと歴史的建造物が集まるイースト・メルボルンについても紹介しています。