オーストラリアに住んでみて、日本との違いに驚いたこと、そして、いいなと思ったことを綴ってみました。
私がオーストラリアに住んでビックリしたこと
私がオーストラリアに来て驚いた習慣や文化の違いをまとめてみました。
これからオーストラリアで生活しようという方は、これを読んでおけば、あらかじめ心の準備ができてビックリ仰天なんてこともなくて済むのではないでしょうか?
よく見る習慣
裸足で歩く
街中で普通に年中見かけます。
冬でも海で泳ぐ
寒い寒ーいとマフラーぐるぐる巻きにして冬のビーチに行くと、ジャブジャブ泳いでいる人を大抵数人は見かけます。寒い日でも半袖の人をよく見かけますが、肌の違いをつくづく感じます。
ベランダや屋上でも平気で日焼け
日焼けが大好きなオージーは日光の下にいることを好みます。カフェはアウトサイドの席。公園ではひなたでくつろぐ。ジリジリする屋上やベランダでも水着姿で寝っ転がってます。
スーパーに並んだ果物をつまみぐい
ぶどうを一粒味見してから買う光景は普通に目にします。たまにみかんを剥いて味見しちゃうお客さんもいます。
精算していない商品を飲み食いしながら買い物する
スーパーで買う予定の物は清算前に食べてOK。我慢の出来ない子供達が、カートの上でボリボリ頬張っているのを良く見かけます。
一週間分の食料を買いだめする
週末はスーパーのカートいっぱいに食料を買い一週間分の買い物をする習慣があります。毎日おつかいに行く主婦はあまりいないようです。
りんごはかじる
街中でも普通に歩きながらりんごをかじる姿をよく見かけます。日本のように切って食べる習慣がないのかもしれません。
スタイルはあまり気にしない
どんなにおデブでも、堂々とミニスカートや短パンはいちゃってます。
下着が出ていても、透けていても恥はない
夏になると下着スケスケで平気で歩いている女性をよく見かけます。ぺらっぺらのTシャツだったり大きくやぶれていたり、やけに脇のしたが空いてたり服を着ている意味があるのか?と感じることも。下着は水着感覚なのでしょうね。
普段履きはビーチサンダル
国民のほとんどが持っているであろうビーサン。通勤や買い物、あらゆる場面で履けます
困っている人がいたら助ける
地図を広げて見ていたり、ウロウロキョロキョロしていると大体どうかした?何か困ってる?とか声をかけてくれます。重い荷物を頑張って運んでいるときもスッと手伝ってくれますし、とても親切な人が多いです。
チップの義務はないがチップを払う
オーストラリアではチップは基本必要ありませんが、大抵の飲食店ではチップを入れるBOXがレジの近くにあります。コインが重いからとの理由でチップを入れる人も結構います。おいしかったり、サービスに満足したら、BOXに入れるかテーブルにコインを残すと良いでしょう。
働く人達の行動
笑顔の無い店員さん
皆ではありませんが無愛想な人が多い。同じ店でも定員さんによって対応が全然違うことなんてザラ。客としては気持ちよくは無いけれど、それが自然体なんです。日本の感覚で怒ってはいけません。客も店員も対等。いざ自分が働く時には、とても楽です。
計算ができない
お釣りを間違えて渡されることがよくあります。計算能力が低い人が多いのには驚いてしまいます。買い物した時のつり銭は、ちゃんと確認しましょう。
業者の約束時間は当てにならない
家庭の修理業者など、朝7時から夕方5時までに伺いますと言われることがあります。時間の幅が広すぎ。。。約束した日に来なくて、「やっぱり翌日行きます」などと平気で言ってくる業者さんの話もよく聞きます。
警察官がカフェでコーヒーを飲む
おいしいカフェに行くと警察官がコーヒーを注文して並んでいます。そのまま帰ると思いきや店内でゆっくり召し上がり休憩をしてしまうなんとも平和な国。ピザ屋でも並んでいました。
刺青バリバリの警官がゴロゴロいる
タトゥーはアートやファッションという考えが根付いているオーストラリア。夏になると
半袖の制服からタトゥーバリバリの厳つい警察官が見られます。
余談ですが、カメラのシャッター押してくださいと警官に依頼すると快く了承してくれます。
ソーシャルライフ
パーティーは遅れて行く
パーティーに招待されてきっちり時間厳守に行くオージーはほとんどいません。逆に早く来られると、準備も出来てなくて迷惑だったりします。30分は遅れて行きましょう。
所構わず踊る
ちょっとノリの良い音楽が流れるとシラフでも平気でどこでも踊り出す国民性です。
ド派手なバースデーパーティーをする
特に一歳児の誕生日会は盛大です。学校に通うと毎週末誰かの誕生会に親子同伴で招待されます。40歳などの節目の誕生日も派手にするそうです。自分で自分の誕生日を人を呼んで盛大に祝うというのが一般的です。
普段はスッピン、パーティーはケバイ
彫りも深く美しい顔立ちのオージーは普段はスッピンで出歩き、ナチュラルスタイルの方が多い気がします。しかし、パーティーとなるとやりすぎメイクにひいてしまいます。
パーティーにハイヒールで行き、帰りは裸足で帰る
信じられないくらいのハイヒールが所々で販売されています。パーティーの機会が多いこの国の女性は12cmのハイヒールでも平気で履いて出かけます。ミニスカートでハイヒール行きは良い良い帰りは痛い。夜の繁華街でハイヒール両手に持って素足で歩く女性をよく見かけることがあります。
その他
公共機関の中で携帯電話での通話が許されている
普通に大きい声でペチャクチャ電話しながら乗車している人を多々見かけますが、会話がつつぬけなのでご注意を。
小さい子供を留守番させたり、一人で通学させると通報される
家に小さい子供を置いて出かけたり、車の中に置き去りにしているのが見つかると罰せられます。また、こちらでは、日本のように子供だけで公園に遊びに行ったり、道路を歩いていたりするのを目にすることがありません。学校の送り迎えは親の義務です。
立ちションは捕まる
オーストラリアで立ち小便は禁止されていますのでご注意を!
何でも週払いが多い
家賃は日本の一月分が一週間分で、貸し家の広告も週単位での家賃表記です。給料も毎週払いが多く給料日の夜は一杯飲んでから帰るオージーも多いんだとか。
現金払いは5セント未満は切り捨てか切り上げられる
お勘定の時、現金払いだと1セント~2セントは切り捨て、3セント~4セントは切り上げられる。クレジット払いはそのままです。例えば$3.99の商品でしたら現金で$4払う必要があります。
*詳しくは「現金5セント以下の端数は切り上げ切り捨て」を参照。
バスは手を挙げないと止まってくれない
乗りたいバスには手を挙げて意志表示をしましょう。手を挙げないとスルーされてしまいます。
鼻水はすすらない
鼻水は吸い込まず、出てきたら出すという習慣があります。ハンカチだろうが紙ナプキンだろうが何でもいいみたいです。どんなにきれいな方でも思いっきり音を出してかみます。
オナラは構わず出す
女性でも思いっきり人前でオナラをするシーンに何度も遭遇しました。女子トイレはオナラの嵐です。
ゲップはマナー違反
人前でのゲップは失礼に値するそうです。
マスクをしない
どんなに風邪の具合がひどくてもマスクをする習慣がないようです。公共機関の中で感染しないように気をつけましょう。
お店を出る時にバッグをチェックされる
オーストラリアでは、お店を出る時に持っているバッグや買い物袋の中身を見せてくれと言われることがよくあります。お店は買い物客の持ち物検査をする権利を持っているそうですので、素直に開けて見せましょう。バッグの全ての部分を開ける必要はありません。パッと見ておわりで、学校の持ち物検査みたいに中身を一つ一つ検査されることはありませんのでご安心を。
*詳しくは「Bag checks(バッグ・チェック)と呼ばれる持ち物検査」を参照。
さいごに
上記の多くに、自由で気取らないリラックスした国民性が反映されているのではないでしょうか?
オーストラリアで楽しく暮らすには、日本のサービスの標準と比べて見ずに、ちょっといい加減と思えるところも、人間らしくていいじゃないかと寛容に捉えるのがコツじゃないでしょうか?
そうでないと、頭にくることが多く嫌になってしまうかも知れません。
自分が社会で生活してみると、「これでいいんだな」とか、「こっちのほうが精神的に楽」と思えるところがたくさん出てくるでしょう。
一方、日本で普通のことをすると変に取られることもあったり、自分の子供の扱いでも罰せられたりと、日本よりも厳しい規則もたくさんあります。