メルボルンのファッションデザイナー、Toni Maticevski (トニー・マティスフスキー)は、Maticevskiのレーベルでかなりハイエンドなレディースファッションのスタイルを世に繰り出しています。最近は、メンズも手掛け出したそうです。
Toni Maticevski (トニー・マティスフスキー)とは?
Toni Maticevskiは、マセドニアからの移民の両親を持ちメルボルンで育ったそうです。RIMT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)でファッションを学び、その頃から類まれな秀才ぶりを発揮していたということです。
ニューヨーク、パリでファッション業界で働いた後、オーストラリアに戻り、1990年代後半に自分のブランドを立ち上げました。
2000年代に入って賞をとる程に注目され、オーストラリア最高峰のファッションイベントであるMercedes-Benz Australian Fashion Week(メルセデスベンツ・オーストラリアン・ファションウィーク)にもお披露目するようになり、そのユニークで斬新でありながら、トラディショナルな要素を残したスタイルが多くのファッション関係者の評価を得るようになり、世界のトップブランドとして認識されるようになりました。
ニューヨークコレクションなどでも脚光を浴びて既に世界的に知名度の高かったToni Maticevskiは、2016年、オーストラリアのファッション業界で最高級の栄誉にあたるAustralian Fashion Laureate Award(オーストラリアン・ファッション・ローリエイト・アワード)のウィナーに輝いたことで、今話題のデザイナーとなっています。
ちなみに、過去のAustralian Fashion Laureate Award(オーストラリアン・ファッション・ローリエイト・アワード)を受賞したブランドは、このサイトの別記事で紹介しているZimmermann(ジマーマン)や、日本外務大臣賞も受賞されたオーストラリアで活躍する日本人デザイナー五十川明さんのブランド、Akira Isogawa(アキラ・イソガワ)などです。
Toni Maticevskiの服は日本でも手に入るようですが、トップス、ボトムス単品でも10万円を下りません。
Toni Maticevski (トニー・マティスフスキー)の作品展示
ビクトリア州のBendigo(ベンディゴ)にあるBendigo Art Gallery(ベンディゴ・アートギャラリー)でToni Maticevski の特別展示が開催されていましたので行ってきました。
黒を基調にしたドレスのディスプレイです。
中央はセレブ(誰だかわかりません)が着用したドレス。
大きなホールにずらりと並んだコレクションは圧巻でした。
オレンジがまぶしい。
デザインのアイディアを綴ったコンセプトスケッチの数々。
40歳のToni Maticevskiはイケメンです。
以上、日本では知る人ぞ知るオーストラリアの一流ファッションデザイナー、Toni Maticevskiについてでした。
現在オーストラリア国内で手に入るToni Maticevskiのコレクションについては、Toni Maticevskiのサイトをご覧ください。