オーストラリアでのショッピングの知って得する基本情報!

オーストラリアでショッピングするのに知っておくとお得に買い物できる情報をお届けします。

セールの時期

Black Friday Sale

クリスマス前の大セール、11月のブラックフライデーセールは、アメリカで始まりましたが、オーストラリアにもすっかり定着しました。ブラックフライデーのセールは通常、土日を挟んで翌週の月曜、サイバーマンデー(Cyber Monday)まで続きます。

1年で、ネットショッピングが最安でできるのがこのセール時期です。

詳しくはこちら: ブラックフライデーのバーゲンセール

Boxing Day Sale

一番ディスカウント率が大きいと言われているのが、毎年12月26日のクリスマス翌日、ボクシングデー(Boxing Day)にある、“Boxing Day Sale”または“Boxing Day Madness”です。オーストラリアのクリスマスは夏ですので、夏物がメインですが、この日はどこのショッピングセンターも買い物客でごった返し、人気店は開店待ちの列ができる程です。

詳しくはこちら: 12月26日のボクシングデー以降は年間最大のセール

Summer Sale

そして、ボクシングデーから1月終わりくらいまでの間は、サマーセールと称して、夏物のセールが続きます。売れ残ったもは、セール終わりに連れてより安くなる傾向にあります。

End of Financial Year Sale

6月には、エンド・オブ・ファイナンシャルイヤーセール(End of Financial Year Sale)があります。ミッド・イヤー・セール(Mid Year Sale)とも言われます。これは、オーストラリアの会計年度が、7月から6月までになっているので、6月には小売業が一斉に在庫処分に走るためです。この時期は、冬物が一斉に値下げされます。

詳しくはこちら: オーストラリア6月の大セール EOFY Sale (End Of Financial Year Sale)

Easter Sale

また、復活祭、イースター(Easter)の時期には、イースターセールと称して、上記の期間ほど大々的ではないものの、セールをする店も多いです。イースターの期間は毎年変わりますが、3月か4月の金曜から月曜の4日間となります。

これら時期にオーストラリアに滞在されるならば、かなりお安く買い物ができるチャンスです。

お店の営業時間

お店の営業時間は、通常は朝9時開店で、閉店は夕方5時半から6時の間です。地域によって曜日が異なりますが、週に1日、木曜日か金曜日はレイトナイトショッピングデ―(Late Night Shopping Day)といって、多くのお店が夜9時まで空いています。

ちなみに、メルボルンは木曜日と金曜日の両日夜9時まで営業するショッピングセンターが多く、他の平日も割と遅くまで空いている店が多いようです。

ブリスベンのレイトナイトショッピングデーは、金曜日で夜9時までですが、同じクイーンズランド州のゴールドコーストは木曜日のところが多いようです。

パースはレイトナイトショッピングデーは、金曜日で夜9時までです。

シドニーのレイトナイトショッピングデ―は、木曜日で夜9時までです。また、シドニーの通常の営業時間は朝9時から夕方5時半迄ですが、朝10時くらいからオープンしてもう少し遅くまで営業している店もあります。特に、チャイナタウンの店は遅くに開店して、遅くまで営業するところが多いです。土日は殆どの店が夕方5時迄に閉店します。

オーストラリアのお店は、客が店内にいても、買い物が終わるまで待たずに閉店しはじめます。閉店時間になると追い出されます。

ちなみに、ウールワース(Woolworths) とコールズ( Coles)のオーストラリアの2大スーパーマーケットは、平日は毎日朝早くから、夜遅くまで営業しています。平日の夜は9時まで、週末は夕方5時~6時までという地域が多いようですが、シドニーでは、深夜0時までという店舗が多く見られます。24時間営業の店舗もあるそうです。

クリスマス前、12月になると、スーパーマーケット以外にも、連続で遅くまで営業する大型店舗が増えます。クリスマスの12月25日は、休業する店がほとんどです。また、イースターの金曜日と月曜日も休業する店が多く見られます。

出国時の消費税返金申請について

オーストラリアの消費税は10%です。Goods and Services Tax (GST) と呼ばれます。

一つのお店で300ドル以上買い物をしてから、60日以内に買ったものを持って出国する場合は、消費税の返金を受けることができます。通常、空港の出国のフロアに「Tourist Refund Scheme」の施設がありますので 、買ったものとレシート、パスポート、出国の航空券を持って申請します。買ったものは、オーストラリア国内から持ち出すことが前提です。服などは、既に身につけていても構わないようです。

私は以前、お土産にUGGブーツなどを一つの店で購入した時に、シドニー空港の出発フロアにあるカウンターで申請したことがあります。

オーストラリア政府の機関であるDepartment of Immigration and Border ProtectionのTourist Refund Schemeのページで詳細はご確認いただけます。

知っておきたいルール

Bag checks(バッグ・チェック)と呼ばれる持ち物検査

小売店は万引きを防ぐ目的でバッグチェックをすることを許されています。

買い物客が店を離れる時に出口で持っている、バッグ、買い物袋、その他の閉じられた箱などの持ち物の中身をチェックすることをバッグチェックといいます。

大型量販店や電気店などの多くはバッグチェックを行っています。

気づかないかもしれませんが、通常、バッグチェックを行っていることが店舗の入り口に提示されています。

店によるバッグチェックでは、客が要請により開いたバッグの中身を除き見ることのみが許されており、客のバッグの中身に直接触ることは許されていません。客に対して中身をよけてバッグの奥を見せるように要求することはできます。

ポーチなどの小さいバッグは通常はチェックされません。

もし、万引きの疑いがある場合は引きとめられ、更なる検査の為に警察が呼ばれます。店の従業員が更に手を下すことはありません。

店の出口に、店の従業員かセキュリティー(警備員)が立っていたら、バッグチェックに応じましょう。大抵は声を掛けられますので、持っているバッグを開いて上から覗き見れるようにしましょう。

全てのバックの口を開いて見せる必要はありません。一見するだけで終わりますので、構える必要もありません。

誰もいなく、いても引きとめられなければ、そのままスルーして店を出て問題ありません。

現金5セント以下の端数は切り上げ切り捨て

オーストラリアの最少貨幣は5セントコインで、5セント以下、1セントコインというのは存在しません。過去には存在して使用されていたそうですが、現在は廃止されています。

しかし、市場で設定されているものの価格は5セント以下の端数になっていることが殆どで、特にスーパーや量販店では、98セント、99セントという価格設定が良くみられます。

支払いがクレジットカードやギフトカードの場合は、端数まで含めた金額を支払いますが、現金で支払う場合は、端数が切り捨て、または、切り上げされます。

以下に例として2つのバターンを取り上げます。

現金で$10.10支払い -> 計上価格は、$10.08、$10.09、$10.10、$10.11、$10.12
現金で$10.15支払い -> 計上価格は、$10.13、$10.14、$10.15、$10.16、$10.17

このルールは現金で支払う時のみ当てはまり、客が店に数セント多めに払うことも、少なめに払うこともあるという、おもしろい状況が発生します。

個人商店では、面倒なので$10セント 未満は切り捨てるところもあります。また、$10セント未満のお釣りをくれないと言う店もたまにあります。

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