オーストラリアの主要仮想通貨取引所については「オーストラリアで仮想通貨は合法?日本人が使える取引所と始め方」でも紹介しています。この記事では、その中でも操作がわかりやすく、取扱銘柄が多く、利用者からの評価も高いオーストラリアの暗号資産取引所、Swyftx(スウィフテックス)について、実際の操作画面の画像付きで詳しくご案内します。
この記事は、以下の疑問に答えます。
- Swyftxは安全性に配慮された取引所?
- オーストラリア在住の日本人でも使いやすい?
- 手数料はどのくらい?
- CoinSpotやBinance Australiaとの違いは?
- 口座開設、入出金、売買はどうやる?
【2026年9月更新】
Swyftxの口座開設、本人確認、手数料、入出金方法、売買方法などを現在の公式情報に合わせて更新しました。画面表示や取扱銘柄、手数料、利用条件は変更されることがあるため、最終的には公式サイトでもご確認ください。
なぜSwyftxを選ぶのか【結論】
結論から言うと、Swyftxは、使いやすさ、取扱銘柄数、入出金のしやすさ、取引コストのバランスが良いオーストラリアの暗号資産取引所です。
オーストラリアで設立された企業が運営し、AUSTRAC(オーストラリア取引報告分析センター)に登録されています。操作画面は比較的わかりやすく、PayIDや銀行振込による豪ドル入金、デモモード、複数銘柄をまとめて購入できるBundlesなど、初心者にも利用しやすい機能が用意されています。
通常の取引手数料は0.6%からで、直近30日間の取引量に応じて段階的に下がる仕組みです。ただし、暗号資産の売買では取引手数料だけでなく、買値と売値の差であるスプレッドも実質的なコストになります。注文確定前には、手数料と受取数量を必ず確認しましょう。
Swyftxとは
Swyftx(スウィフテックス)は、2018年にオーストラリアで設立された暗号資産取引所です。ビットコインやイーサリアムをはじめ、410種類以上の暗号資産を取り扱っています(2026年9月現在)。取扱銘柄は随時変更されるため、購入したい銘柄がある場合は公式サイトで最新の一覧をご確認ください。
現在、Swyftxの新規アカウントを作成できるのは、オーストラリアまたはニュージーランド国内から登録する18歳以上の人です。日本在住のまま新規口座を開設することはできません。この記事では、主にオーストラリア在住者が豪ドルを使って取引する場合を説明します。
登録時の場所によって、入出金に使用する法定通貨が決まります。オーストラリアで登録した場合はAUDとオーストラリアの銀行口座、ニュージーランドで登録した場合はNZDとニュージーランドの銀行口座を使用します。登録後に法定通貨を変更することはできないため、居住国は正しく選択してください。
シンプルでわかりやすい取引画面で初心者でも簡単に仮想通貨の売買ができると、オーストラリアで有名なレビューサイト、TrustpilotやProduct Reviewなどで、消費者に高評価を得ています。
Swyftxがオーストラリアの取引所の中でもトップクラスの流動性とスプレッドの狭さを誇る理由は、Swyftxが世界中の取引所のオーダーブック(注文板)を参照し、流動性が最も高い取引所のベストレートをユーザーに提供することができるからです。取引量が多く、売買が頻繁に行われ、市場が活性化している状態であると、流動性は高くなります。ただし、スプレッドは銘柄、市況、注文数量、時間帯によって変動しますので、特定の時点で「オーストラリア国内で流動性が一番」「必ず最もスプレッドが狭い」とは言い切れません。
参考まで
オーダーブック(注文板)とは、現時点で約定(やくじょう)していない、即ち、出されたが通っていない状態の買い手と売り手の注文の実況リストのようなもので、流動性の高い取引所においてはリアルタイムで更新されていきます。
売り手が出した売り注文、または、買い手が出した買い注文が約定したいうことは、注文が通って売ることができた、または、買うことができたということになります。
取引所の流動性は、通常はその取引所の取引量と関係します。取引に参加するトレーダーが少なければ、売買される回数も少なくなり、買いたくても売り手がいない、売りたくても買い手がいないという、希望価格で注文を出してもなかなか通らない状態になります。これは流動性が低い状態だといえます。
逆に、流動性が高い状態は、取引量も多く、オーダーブック(注文板)にある注文数も多く、通貨がいつでも割と安定した価格で売買される状態です。 流動性が高いと、希望価格に近い価格でより早く通貨を売り買いすることができます。
オーストラリアの規模が小さい取引所のオーダーブック(注文板)にあるトレーダーの売り買いの注文だけでは、世界の大手取引所に比べると流動性ではとても敵いません。流動性が低いと、世界の市場の平均価格に比べて大差が生まれたり、スプレッドが大きくなったりします。
スプレッドとは取引所の買値と売値の価格差のことです。スプレッドが広いということは、売値と買値に大きな差があるということです。スプレッドが狭いということは、売値と買値に差がなく、取引所に参加する売り手と買い手の希望価格がマッチしているということです。基本的に、取引所の参加者(売り手と買い手)が少ないと、スプレッドは広くなります。参加者が多いとそれだけ需要が増えるのでスプレッドも狭くなります。
しかし、取引所では利益を上げるために意図的にスプレッドを広くしているところが多く、スプレッドが広ければ広いほど、取引所は買い手に高く売ることができ、売り手から安く買うことができます。ですから、異常にスプレッドが広い仮想通貨取引所や仮想通貨販売所には注意が必要です。手数料が低くてもスプレッドが広いと損します。
その点、オーストラリアトップクラスの流動性とスプレッドの狭さを誇るSwyftxは、安心です。各取引所のスプレッドを比べてみればわかる筈です。
Swyftxの取引手数料
Swyftxの取引手数料は通常0.6%からです。直近30日間の取引量に応じたTier制が採用されており、取引量が増えると手数料が自動的に下がります。2026年9月現在、通常の0.6%から、最も低いTierでは0.1%まで設定されています。
| 区分 | 取引手数料 | 直近30日間の取引量(AUD) |
|---|---|---|
| Regular | 0.6% | $100,000未満 |
| Tier 1 | 0.55% | $100,000以上 |
| Tier 2 | 0.5% | $300,000以上 |
| Tier 3~9 | 0.45%~0.1% | $400,000~$6,000,000以上 |
多くの一般ユーザーに適用されるのはRegularの0.6%です。なお、暗号資産同士のSwapは「売却」と「購入」の2取引として扱われ、それぞれに取引手数料がかかります。
Swyftxの取扱通貨
Swyftxの取扱通貨は440種類以上(2026年9月現在)で、オーストラリアの取引所の中でも多い部類に入ります。 【主要銘柄の例】 Bitcoin(BTC)、Ethereum(ETH)、XRP、Solana(SOL)、Cardano(ADA)、Dogecoin(DOGE)、Chainlink(LINK)など ※取扱銘柄は追加、停止、上場廃止などにより変わります。最新情報はSwyftxの公式銘柄一覧をご確認ください。
Swyftx・CoinSpot・Binance Australia比較表
取引所は、使いやすさだけでなく、利用したい取引方法、豪ドル入出金、取扱銘柄、手数料などで選ぶ必要があります。以下は2026年9月時点の概要です。
| 項目 | Swyftx | CoinSpot | Binance Australia |
|---|---|---|---|
| 取扱銘柄 | 440種類以上 | 470種類以上 | 多数 |
| 主な現物取引手数料 | 0.6%~0.1% | Instant 1%/Markets 0.1% | 取引方法・Tierにより異なる |
| AUD銀行入金 | 銀行振込・PayIDに対応 | 銀行振込・PayIDに対応 | BSB/PayID入金は一時停止中 |
| AUD銀行出金 | 対応 | 対応 | 利用歴などにより制限あり |
| デモ取引 | あり | なし | 通常の現物口座ではなし |
| 初心者の使いやすさ | 比較的わかりやすい | シンプル | 機能が多く、慣れが必要 |
CoinSpotの取引手数料は一律1%ではありません。Instant Buy/Sell/Swapは1%ですが、対象銘柄をMarketsで売買する場合は0.1%です。一方、Swyftxは通常0.6%からで、直近30日間の取引量に応じて下がります。単純に「どちらが安い」とは言えないため、自分が利用する注文方法で比較してください。
また、Binance Australiaでは2026年9月現在、BSB/PayIDによるAUD銀行入金が一時的に利用できません。サービス状況は変わる可能性があるため、利用前に公式サイトで確認してください。
オーストラリア在住の日本人にも使いやすい理由
Swyftxの表示言語とサポートは基本的に英語ですが、画面構成が比較的わかりやすく、オーストラリアの銀行口座から豪ドルを入出金できます。日本の取引所から送金するより、オーストラリアで得た収入をAUDのまま入金したい人にとって使いやすい選択肢です。
ただし、「日本人ならどこからでも利用できる」という意味ではありません。現在はオーストラリアまたはニュージーランドから登録することが条件で、本人確認も必要です。
Swyftx口座開設方法
アカウントを作成する
Swyftxのアカウントは、アプリまたはWebサイトから作成できます。現在はオーストラリアまたはニュージーランド国内から登録する18歳以上の人が対象です。
1.Swyftxの登録ページを開きます。
2. 居住国、氏名、携帯電話番号、メールアドレスを入力します。
3. メールに送られたコードを入力して、メールアドレスを認証します。
4. 条件を満たす安全なパスワードを作成します。「Do you have a referral code?」の欄には紹介コードが自動的に表示されますので、変更せず、そのまま次へ進んでください。
5. アカウント作成後、Initial ID Verification(初回本人確認)へ進みます。
KYCとは?
KYCはKnow Your Customerの略で、金融機関や暗号資産取引所が顧客本人を確認する手続きです。Swyftxでは、初回本人確認が完了するまで、豪ドルと暗号資産の入出金が制限されます。
Initial ID Verification(初回本人確認)
以前のSwyftxでは、本人確認の進み具合をBronze、Silver、Gold、Diamondというアカウントレベルで表示していました。
現在はVerification(本人確認)の名称が順次変更されており、公式案内では主に、以下のような名称が使われています。
- Initial ID Verification(初回本人確認)
- Selfie Verification(セルフィによる本人確認)
- Verification Call(確認電話)
まず行うのが、Initial ID Verification(初回本人確認)です。本人確認が完了するまでは、Swyftxへの入金や出金など、一部の機能が制限されます。
アプリ版では、左上の三本線のメニューから、
「Profile」→「Verification」→「ID verification」
へ進みます。
Web版では、右上に表示される丸いイニシャルをクリックし、
「Account settings」→「Verification」→「Start Verification」
へ進みます。
オーストラリア在住の利用者は、原則として以下のいずれかの書類が必要です。
- 政府発行のID 2点
- 政府発行のID 1点+住所証明書類1点
政府発行のIDとして使用できる書類には、オーストラリアの運転免許証、パスポート、Medicareカード、ビザなどがあります。
住所証明書類には、発行から3か月以内の以下のような書類を使用できます。
- 銀行明細
- 電気、ガス、水道などの公共料金請求書
- 賃貸契約書
- Council Rateの通知
- 政府機関から届いた郵便物
日本のパスポートとオーストラリアのビザを使って本人確認を行うことも可能です。その場合は、居住国をAustraliaとして登録し、必要に応じてオーストラリアの住所証明書類も提出します。
入力する氏名、住所、生年月日は、提出する本人確認書類に記載されている情報と一致させてください。ミドルネームの有無や住所の表記が異なっていると、手動確認が必要になることがあります。
本人確認は多くの場合、書類を提出してからすぐに処理されます。ただし、登録情報と提出書類の内容が一致しない場合や、追加の確認が必要になった場合は、手動での確認となり、1営業日程度かかることがあります。
Selfie Verification(セルフィによる本人確認)
Initial ID Verificationとは別に、暗号資産を外部ウォレットや他の取引所へ出金する前には、Selfie Verificationが必要です。
Selfie Verificationでは、顔写真付きの本人確認書類を撮影した画像と、自分の顔を撮影したセルフィを提出します。
使用できる顔写真付きIDの例は以下のとおりです。
- オーストラリアの運転免許証
- パスポート
- 政府発行の顔写真付きID
アプリ版では、
「Profile」→「Verification」
へ進み、画面に表示される案内に従って手続きを行います。
Web版では、
「Account settings」→「Verification」
へ進み、Selfie Verificationの案内に従います。
書類を撮影する際は、氏名、生年月日、顔写真、書類番号などが鮮明に読めるようにしてください。光の反射や影で文字が隠れていたり、書類の一部が写真から切れていたりすると、再提出を求められることがあります。
Verification Call(必要な場合)
登録内容や利用状況によっては、SwyftxからVerification Callを求められる場合があります。
Verification Callはすべての利用者に必要なものではありません。追加確認が必要と判断された場合に、Swyftxから通知と予約方法の案内が届きます。
電話では、Swyftxのスタッフからアカウントの利用目的や登録内容などについて簡単な質問を受けます。また、品質管理、コンプライアンス、スタッフ研修などの目的で、通話が録音される場合があります。
Verification Callの案内画面の例(旧画面)。現在の画面や表記は異なる場合があります。
このほか、利用状況や取引内容によっては、資金源(Source of Funds)や資産の出所(Source of Wealth)に関する追加情報や書類の提出を求められる場合があります。
本人確認の詳しい条件や最新の手順については、Swyftx公式サポートのInitial ID Verification案内で確認できます。
2段階認証(2FA)を設定する
アカウントを作成して本人確認を行ったら、2FA(Two-Factor Authentication/2段階認証)も設定しておきましょう。
2FAを設定すると、メールアドレスとパスワードだけでなく、一定時間ごとに変わる6桁の認証コードもログイン時に必要になります。万が一パスワードが第三者に知られてしまった場合でも、不正ログインのリスクを下げることができます。
Swyftxでは、時間ベースの認証コードを生成する以下のような2FAアプリを利用できます。
- Google Authenticator
- Authy
- Microsoft Authenticator
スマートフォンに認証アプリをインストールしてから、Swyftxで2FAの設定を行います。
Swyftxアプリ版での設定方法
左上の三本線のメニューから、
「Profile」→「Security and passwords」
へ進み、「Two factor(2FA)」の横にあるスイッチを選択します。
Swyftxウェブ版での設定方法
右上のイニシャルマークをクリックしてドロップダウンメニューで表示されるご自分の名前をクリックします。左側に現れるメニューから「Security」を選び、「Two factor authentification」の「Continue setup」を選択すると、2FA設定用のSecret KeyがQRコードと共に以下のように表示されます。
認証アプリを開いて新しいアカウントを追加し、Secret Keyを入力するのですが、ここでは、Google Authenticatorを2FAアプリとして使う例を説明します。Google Authenticatorはアプリストアで無料でダウンロードできます。
スマホにダウンロード・インストールしたアプリを立ち上げたら、追加します。この例では「+」マークを押すと、QRコードスキャンか、マニュアル入力が選べます。
Swyftxの画面に表示されたQRコードを認証アプリで読み取るか、Secret Keyを手動で入力します。
そうすると、スマホの2FAアプリ(画像はGoogle Authenticator)にswyftexのコードが表示されますので、表示された6桁のコードをSwyftx側へ入力します。
設定を完了すると一度ログアウトされるため、メールアドレス、パスワード、認証アプリの6桁のコードを使って再度ログインします。
設定の途中で表示されるRecovery Codeは、安全な場所に必ず保存してください。
Recovery Codeは、携帯電話を紛失した場合や、機種変更、故障、初期化などによって認証アプリを利用できなくなった場合に必要です。携帯電話の中だけに保存せず、パスワード管理アプリなど、別の安全な場所にも保管しておくことをおすすめします。
2FAの最新の設定方法については、Swyftx公式サポートの2FA設定案内で確認できます。
入出金方法
ここでは、Swyftxの口座へオーストラリアドルや暗号資産を入金する方法と、銀行口座や外部ウォレットへ出金する方法を説明します。
Swyftxの画面やメニューの名称は、アプリ版とWeb版で異なる場合があります。また、アップデートによって表示が変更されることもあります。
オーストラリアドル入金
オーストラリアドルを入金する場合、アプリ版ではDashboardから「Deposit」を選択し、「Australian dollars」を選びます。
Web版では、サイドメニューを開いて「Deposit & Withdraw」へ進み、一覧から「Australian Dollars」を選択します。
入金する通貨を選択する画面の例。現在の画面や取扱通貨は画像と異なる場合があります。
現在利用できる主な入金方法は、以下のとおりです。
- Bank transfer(銀行振込)
- PayID
- Card(クレジットカードまたはデビットカード)
以前利用できたPOLiは、サービスを終了しており、現在は利用できません。
銀行振込で入金する方法
ここでは銀行振込を例に説明します。
「Bank transfer」を選択すると、Swyftxへの入金に使用する口座名、BSB、Account numberなどが表示されます。表示された情報をコピーし、利用している銀行のアプリやオンラインバンキングから振込手続きを行います。
入金は、原則としてSwyftxのアカウントと同じ名義の銀行口座から行ってください。共同名義の口座については、Swyftxに登録した本人の氏名が口座名義に含まれていれば利用できます。
以前はReference欄に自分の名前を入力する必要がありましたが、現在の公式案内では、Referenceには任意の内容を入力でき、空欄でも入金できるとされています。
ただし、銀行側で振込先を確認しやすくするため、自分で判別できる名前や「Swyftx」などを入力しておいてもよいでしょう。
Swyftxでは、それぞれの利用者に専用の入金用BSBと口座番号が発行される場合があります。初めて振り込む際に、銀行から「口座番号が確認できない」「新しい振込先です」といった警告が表示されることがあります。
これは銀行のセキュリティ対策として表示される場合がありますが、振込前にSwyftxの画面とBSB、口座番号が一致していることを必ず確認してください。最初は少額を送金し、正常に反映されることを確認してから追加送金する方が安全です。
入金手数料と反映時間
銀行振込とPayIDについては、Swyftx側の入金手数料は無料です。
Oskoに対応している銀行からの銀行振込は、通常1分以内に反映されます。Oskoに対応していない場合は、2~3営業日かかることがあります。PayIDは通常すぐに反映されます。
ただし、初回の入金や暗号資産取引所への送金について、銀行側がセキュリティ対策として24時間程度保留する場合があります。金曜日や週末に送金した場合は、翌営業日まで反映されない可能性もあります。
カード入金は通常すぐに反映されますが、外部決済会社による手数料がかかります。2026年9月時点では、Stripeは1.875%、Banxaは1.99%の手数料に加えて最大3.5%のスプレッドがかかる場合があります。
また、Stripeを使ってカード入金を行うには、事前にSelfie Verificationを完了している必要があります。
入金方法、手数料、上限は変更される場合があるため、実際に入金する前にSwyftx公式のオーストラリアドル入金案内を確認してください。
オーストラリアドル出金
オーストラリアドルを銀行口座へ出金する場合、アプリ版ではDashboardから「Withdraw」を選択し、「Australian dollars」を選びます。
Web版では、「Deposit & Withdraw」→「Withdraw」へ進み、「Australian dollars」を選択します。
暗号資産または米ドルで保有している場合は、そのまま銀行口座へ出金することはできません。先にオーストラリアドルへ売却してから出金手続きを行います。
初めて出金する場合や、新しい銀行口座へ出金する場合は、出金先の銀行口座を登録します。
Web版では「Select an account」のプルダウンメニューから「Add a new account」を選び、以下の情報を入力します。
- Account name(口座名義)
- BSB
- Account number
- 口座を識別するための名前
個人アカウントから出金する場合は、本人名義の銀行口座を使用します。会社、Trust、SMSFなどのEntity Accountを利用している場合は、そのEntity名義の銀行口座が必要です。
銀行口座を追加すると、Swyftxに登録している携帯電話番号へSMS認証コードが送られます。認証コードを入力した後、登録メールアドレスに届く確認メールのリンクをクリックして、銀行口座を有効にします。
確認メールが届くまで最大30分程度かかることがあります。届かない場合は、迷惑メールフォルダも確認してください。
オーストラリアドル出金画面の例。現在の画面表示は異なる場合があります。
銀行口座を選択したら、出金額を入力します。Web版では、スライダーを使用して出金する割合を指定することもできます。
「Reason for withdrawal」では出金理由を選択します。自分の銀行口座へ移す場合は、「Transfer to my Bank Account」など、内容に最も合うものを選びます。
内容を確認して「Continue」または「Withdraw」を選択し、必要な認証を完了すると出金手続きが行われます。
オーストラリアドルの出金について、Swyftx側の手数料は無料です。Oskoに対応している銀行であれば通常1分以内、対応していない場合は最大2営業日程度かかります。
最低出金額は4豪ドル、通常の出金上限は現金と暗号資産を合計して1日50,000豪ドルです。上限の引き上げには、追加の本人確認や資金源に関する確認が必要になる場合があります。
一度実行したオーストラリアドルの出金はキャンセルできません。出金先のBSB、口座番号、口座名義を十分に確認してから手続きを行ってください。
詳しくは、Swyftx公式のオーストラリアドル出金案内で確認できます。
暗号資産入金
外部の取引所やウォレットからSwyftxへ暗号資産を入金する場合、アプリ版ではDashboardから「Deposit」を選び、入金したい暗号資産を検索して選択します。
Web版では、「Deposit & Withdraw」へ進み、入金したい暗号資産を選びます。
ここでは、イーサリアム(ETH)を例に説明します。
暗号資産を選択すると、利用できるネットワークが表示されます。例えば、イーサリアムであってもEthereum(ERC20)、Optimism、Arbitrum Oneなど、複数のネットワークが表示される場合があります。
イーサリアムの入金画面の例。
ネットワークを選択すると、Swyftx口座専用の入金アドレスとQRコードが表示されます。このアドレスをコピーし、送金元の取引所やウォレットに入力します。
送金元とSwyftx側で、必ず同じネットワークを選択してください。
異なるネットワークを選択すると、暗号資産がSwyftxの口座へ届かず、取り戻せなくなる可能性があります。
また、暗号資産やネットワークによっては、アドレスだけでなくMemoやDestination Tagの入力も必要です。Swyftxの入金画面にMemoやTagが表示された場合は、必ず一緒に入力してください。
以前コピーした入金アドレスを保存して使い続けるのではなく、入金するたびにSwyftxへログインし、画面に表示される最新のアドレスを確認することをおすすめします。
初めて使用するアドレスやネットワークへ送金する場合は、まず少額をテスト送金し、正常に入金されることを確認してから残りを送金すると安心です。
暗号資産の入金には最大1時間程度かかる場合があります。実際の反映時間は、使用する暗号資産、ネットワークの混雑状況、必要なブロックチェーン上のConfirmation数によって異なります。
Swyftxは暗号資産の受取手数料を請求しませんが、送金元の取引所やウォレットでネットワーク手数料が発生します。
詳しくは、Swyftx公式の暗号資産入金案内で確認できます。
暗号資産出金
Swyftxから外部の取引所や自分のウォレットへ暗号資産を送る場合、アプリ版ではDashboardから「Withdraw」を選び、出金したい暗号資産を選択します。
Web版では、「Deposit & Withdraw」→「Withdraw」へ進み、出金する暗号資産を選択します。
暗号資産を外部へ出金するには、事前にSelfie Verificationを完了しておく必要があります。
また、初めて使用する送金先は、Withdrawal Addressとして登録し、SMSとメールによる確認を行います。
送金先を追加する際は、以下の情報を入力します。
- 送金先を識別するための名前
- 送金先のウォレットアドレス
- 使用するネットワーク
- 必要な場合はMemoまたはDestination Tag
ビットコインの出金画面の例。現在の画面表示や確認項目は異なる場合があります。
送金先アドレスを選択し、出金額と出金理由を入力します。続いて、ネットワーク手数料と実際に送金される数量を確認します。
「Continue」または「Send to this address」を選択すると、Swyftxに登録している携帯電話番号へSMS認証コードが送られます。コードを入力して手続きを完了します。
2026年7月以降、Crypto Travel Ruleへの対応により、暗号資産の送金先について以下のような情報を求められる場合があります。
- 受取人の氏名
- 自分自身のウォレットか第三者のウォレットか
- 送金先の取引所またはウォレットプロバイダー
また、不正利用やマネーロンダリング防止のため、外部ウォレットを本人が管理していることを示すスクリーンショットなどの提出を求められる場合もあります。
暗号資産の出金には、選択した暗号資産とネットワークに応じた出金手数料がかかります。最低出金額も暗号資産とネットワークによって異なります。
出金手続きは通常すぐにブロックチェーンへ送信されますが、最低1回のConfirmationが記録されるまではPendingの状態になります。実際の着金時間は、暗号資産の種類やネットワークの混雑状況によって異なります。
詳しくは、Swyftx公式の暗号資産出金案内で確認できます。
暗号資産の送金は原則として取り消せません。送金先アドレス、ネットワーク、Tag/Memoを慎重に確認し、初回は少額でテストすることをおすすめします。着金時間はネットワークの混雑や必要な承認回数によって変わるため、必ずしも即時ではありません。
売買の方法
実際にSwyftxで暗号資産を売買する手順について説明します。
ここでは、オーストラリアドルでビットコインを購入・売却する場合を例にしますが、基本的な操作方法は他の暗号資産でも同じです。
Swyftxでは、主に以下の方法で売買できます。
- Quick Buy/Instant Order:現在の価格で売買する
- On Trigger Order:指定した価格に達した時に注文を実行する
- Auto Invest:一定の間隔で自動購入する
- Bundles:複数の暗号資産をまとめて購入する
画面やメニューの名称は、アプリ版とWeb版で異なる場合があります。
通常のトレード
アプリ版では、画面下部の「Quick actions」から「Buy」または「Sell」を選び、売買したい暗号資産を検索します。
Web版では、左側のメニューから「Trade」を選び、画面右側の「Place Order」のセクションの「Trade from」と「Trade to」に売却する資産と購入する資産を設定します。
例えば、オーストラリアドルでビットコインを購入する場合は、以下のように指定します。
- Trade from:Australian Dollars
- Trade to:Bitcoin
購入額を直接入力するか、残高に対する割合を選択します。注文内容、購入数量、手数料などを確認してから「Review order details」へ進み、最後に「Place order」を選択します。
Quick Buy
初めて利用する場合は、Quick Buyを使うと簡単です。左側のメニューからQuick Buyを選択するだけです。その時の市場が提示するベストプライスで購入する選択であり、基本的に購入価格は以下に説明するInstantly(Instant Order)と同じです。
言い換えると、Quick Buyは、オーストラリアドルでInstantly(Instant Order)を簡単に行える購入画面です。Swyftx口座内のAUD残高を使う場合、通常のInstant Orderと価格体系や取引手数料は基本的に同じですが、カードで直接購入するオプションを選ぶ場合は、別途カード決済会社の手数料がかかります。
Quick Buyでは、購入したい暗号資産と使用するオーストラリアドルの金額を指定し、注文内容と手数料を確認して「Buy now」を選択します。
売却する場合は「Sell」タブを選び、売却する暗号資産と数量を指定します。内容を確認して「Sell now」を選択すると、暗号資産がオーストラリアドルに交換されます。
Instantly(Instant Order)
「Instantly」は、その時点で取引可能な価格で暗号資産を売買する注文方法です。一般的には成行注文に近い注文方法です。
ビットコインを購入する場合は、次のように設定します。
- Trade from:Australian Dollars
- Trade to:Bitcoin
- How much AUD to spend:購入に使用する金額
Instantlyによる購入注文画面の例。現在の画面表示は異なる場合があります。
金額を入力するか、スライダーで使用する残高の割合を指定します。その後、注文内容、取引手数料、受け取る暗号資産の数量を確認して注文を確定します。
Instant Orderはすぐに実行されますが、画面に表示されていた価格と実際の約定価格が完全に同じになるとは限りません。
暗号資産の価格が大きく動いている時や、取引量の少ない暗号資産を売買する場合は、注文を出してから約定するまでの間に価格が変わる「Slippage(スリッページ)」が発生することがあります。
売却する場合も同様に、売却する暗号資産を「Trade from」、受け取るオーストラリアドルを「Trade to」に指定します。
On Trigger Order
「On trigger」は、あらかじめ指定した価格に市場価格が到達した時に、自動的に注文を実行する方法です。
一般的にLimit Order(指値注文)とし呼ばれる買い方に近いですが、Swyftxの公式案内では、On Trigger Orderは、指定価格へ到達するとInstant Orderとして実行される注文と説明されています。
そのため、指定価格に到達したとしても、必ずその価格で約定するとは限りません。市場の流動性や価格変動によって、実際の約定価格が指定価格と異なる場合があります。
On Trigger Orderの設定画面の例。現在の画面表示は異なる場合があります。
ビットコインを購入する場合は、「Price to trigger order」に注文を実行させたい価格を入力し、「How much AUD to spend」に購入金額を入力します。
例えば、現在のビットコイン価格より低い価格を指定しておけば、市場価格がその価格まで下がった時に購入注文が実行されます。
売却の場合は、一定の価格まで上昇した時に利益確定の売却注文を出したり、一定の価格まで下落した時に売却する注文を設定したりできます。
On Trigger Orderを設定した後は、「Transactions」から注文状況を確認できます。まだ実行されていない注文は編集またはキャンセルできます。
キャンセルしたOn Trigger Orderに取引手数料はかかりません。手数料は、条件を満たして注文が実際に約定した場合にのみ発生します。
なお、注文が実行される時点で必要な残高がSwyftx口座にない場合は、注文が失敗します。
詳しい手順は、Swyftx公式のOn Trigger Order案内で確認できます。
Auto Invest(Recurring Order)
一定の金額を定期的に自動購入したい場合は、Auto Investを利用できます。以前は注文画面で「Recurring」と表示されていましたが、現在の公式案内では「Auto Invest」という名称が主に使われています。
アプリ版では、Dashboardまたは「Quick actions」から「Auto invest」を選びます。
Web版では、サイドメニューから「Auto invest」を選び、「Create an order」へ進みます。
購入する暗号資産を選択し、複数の暗号資産を購入する場合は、それぞれの配分を設定します。その後、購入金額、購入頻度、次回の購入日などを指定します。
Auto Investの資金には、以下のいずれかを使用できます。
- Swyftx口座にあるオーストラリアドル残高
- 銀行からの定期振込
口座残高を使用する場合は、注文が実行される時点で十分なオーストラリアドルが入っていないと注文が失敗します。
銀行からの定期振込を使用する場合は、Swyftxに表示される専用の振込情報を使って、自分の銀行側でも定期振込を設定します。Swyftx側のAuto Investを削除しても、銀行側の定期振込は自動的に停止しないため、両方で手続きが必要です。
最低購入額は、Auto Investに含まれる暗号資産1銘柄につき1豪ドルです。
詳しくは、Swyftx公式のAuto Invest案内で確認できます。
複数の暗号資産をまとめて購入できるBundles
Bundlesは、複数の暗号資産を一つのグループとして、まとめて購入できる機能です。
テーマや時価総額などをもとに、複数の暗号資産を組み合わせたBundleが用意されています。ただし、Bundleに含まれていることが、将来の値上がりや利益を保証するものではありません。
アプリ版では「Quick actions」から「Bundles」を選びます。Web版では、サイドメニューから「Bundles」を選択します。
以前のBundles画面の例。現在用意されているBundleの名称、構成銘柄、画面表示は異なることがあります。
購入したいBundleを選び、注文方法を指定します。現在は、以下の注文方法を利用できます。
- Instant Order:その時点の価格で一括購入する
- Recurring Order:一定の間隔で繰り返し購入する
購入前に、Bundleに含まれる暗号資産を追加または削除することもできます。用意された構成をそのまま購入しなければならないわけではありません。
購入金額を入力し、「Review order details」で銘柄、配分、金額、手数料を確認してから「Place order」を選択します。
購入後は、各暗号資産がそれぞれの残高に反映されます。その後は、Bundle単位ではなく、暗号資産ごとに個別に保有、売却、交換できます。
詳しくは、Swyftx公式のBundles案内で確認できます。
Swyftxの取引手数料
Swyftxの通常の取引手数料は0.6%からです。
現在は、過去30日間の取引額に応じて手数料が自動的に下がるTier制が採用されています。通常は0.6%から始まり、取引量が増えると段階的に引き下げられ、最低0.1%になります。
自分に適用されている手数料は、アプリ版では「Profile」→「Trade fees」、Web版では「Account settings」→「Trade fees」から確認できます。
取引手数料とは別に、購入価格と売却価格の差であるSpread(スプレッド)があります。取引を確定する前に、受け取る数量、適用価格、手数料を必ず確認してください。
On Trigger Orderには、注文を設定した時点ではなく、注文が実際に実行された時点の手数料率が適用されます。
また、暗号資産を別の暗号資産へ直接交換するSwap Orderは、「一方の暗号資産を売却する取引」と「もう一方を購入する取引」の組み合わせです。そのため、売却と購入の両方に取引手数料がかかります。
最新の手数料率とTierの条件は、Swyftx公式の取引手数料案内で確認してください。
Demo Mode
Swyftxには、実際のお金を使用せずに暗号資産の売買を練習できるDemo Modeがあります。
Demo Modeを有効にすると、10,000豪ドル分の仮想資金が口座に追加され、Swyftxで取り扱われている暗号資産の売買を試すことができます。
アプリ版では、左上の三本線からサイドメニューを開き、「Demo mode」の横にあるスイッチをオンにします。
Web版では、Dashboard右上の「Settings」を開き、「Demo Mode」のスイッチをオンにします。
Demo Modeをオンにした画面の例。黄色い帯が表示され、実際の資金ではなく仮想資金を使用していることが分かります。現在の画面は画像と異なる場合があります。
Demo Modeを使用している時は、画面上部にDemo Modeであることを示す帯が表示されます。
仮想資金を使い切った場合や最初からやり直したい場合は、アプリ版では「Profile」→「Personalisation」からDemo Modeの残高をリセットできます。Web版では、Demo Modeの帯に表示される「Reset funds」を選択します。
Demo Modeは、Swyftxの操作方法、Instant Order、On Trigger Orderなどを実際にお金を使わずに試せる便利な機能です。
ただし、Demo Modeでは実際の取引に伴う心理的な影響や、市場の流動性、スリッページなどを完全に再現できるとは限りません。実際に取引を始める場合は、少額から試すことをおすすめします。
詳しくは、Swyftx公式のDemo Mode案内で確認できます。
暗号資産は価格変動が大きく、投資した資金の一部または全部を失う可能性があります。取引を行う場合は、注文内容とリスクを理解したうえで、ご自身の判断で行ってください。
Swyftxを利用する際の注意点
- 暗号資産は価格変動が大きく、投資額を失う可能性があります。
- AUSTRAC登録は、暗号資産の価値や利用者の利益を政府が保証するものではありません。
- Swyftxの現物暗号資産取引サービスが、すべてAFSLの下で提供されているという意味ではありません。
- 取引手数料だけでなく、スプレッド、オーストラリアドルの入出金手数料、暗号資産を外部ウォレットや他の取引所へ送る際のネットワーク手数料(ブロックチェーン上で送金を処理するための費用。Ethereum系では一般に「ガス代」と呼ばれます)も確認してください。
- 2FAを設定し、パスワードやRecovery Codeを他人と共有しないでください。
- 暗号資産を外部へ送金する時は、アドレスとネットワークを確認し、初回は少額でテストしてください。
- 税務上の扱いは状況によって異なるため、取引記録を保存し、必要に応じて税理士などの専門家へ相談してください。
さいごに
Swyftxは、オーストラリアドルで暗号資産を売買したい人にとって、使いやすさと機能のバランスが良い取引所です。オーストラリアドルでビットコイン、イーサリアムをはじめとする仮想通貨を売買するならば、絶対に抑えておきたい取引所です。
Swyftxの特徴まとめ
- オーストラリア在住者がAUDで利用しやすい
- 440種類以上の暗号資産を取り扱う
- 取引手数料は通常0.6%から
- 取引量に応じて最大0.1%まで下がるTier制
- 銀行振込とPayIDによるAUD入金のSwyftx側手数料は無料
- Bundles、定期購入、Demo Modeに対応
- 2FAなどのセキュリティー機能を利用できる
ただし、どの取引所にもリスクがあり、暗号資産の価値は大きく変動します。「絶対に安全」「必ず利益が出る」というものではありません。自分の目的に合うか、手数料やリスクを理解したうえで利用してください。
Swyftx
Swyftx公式サイトを見る
免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、金融・投資・税務上の助言ではありません。暗号資産は価格変動が大きく、投資額の一部または全部を失う可能性があります。サービス内容、手数料、利用条件は変更されることがあるため、利用前に公式サイトの最新情報と規約をご確認ください。