シドニーの動物園リスト

シドニーとその近郊の主要動物園をリストアップしてみました。

タロンガ動物園シドニー（Taronga Zoo Sydney）

オペラハウスのある埠頭、サーキュラキー（Circular Quay）からフェリーで12分のモスマン（Mosman）にある、コアラ、カンガルーをはじめとするオーストラリアの動物はもちろん、ゾウやキリンまで、約4000以上の動物のいる巨大動物園です。

アシカや鳥のショーや、動物と触れ合えるイベントも毎日行われています。中でも、鳥のショーは、指示通りに飛んでくる鳥たちの頭の良さに感動する素晴らしいショーです。動物園から眺めるシドニーハーバーの景色も素晴らしく、満喫するのには丸1日が必要です。

入場料は、2022年8月現在で、大人$51、子供(4-15歳）$30です。
営業時間は9：00～16：30です。

ホームページには、シドニーから5-6時間西へドライブしたダボ（Dubbo）にもある、シドニータロンガ動物園の情報も載っています。タロンガ動物園シドニーのことを調べるには、フロントページで“Taronga Zoo Sydney”を選択してください。

ワイルドライフ・シドニー動物園（Wild Life Sydney Zoo）

シドニー中心部の観光名所、ダーリングハーバー（Darling Harbour）にある屋内動物園で、シドニー水族館（Sea Life Sydney Aquarium）と併設しています。規模は小さいですが、コアラとカンガルーもいます。観光にあまり時間が無いけれど動物園に行きたい人にお勧めです。

入場料は、大人$46、子供（4歳―15歳）$33です。当日チケットは購入するのに、長時間、場合によっては1時間ほど並ぶ恐れがありますので、事前にインターネットで購入することをおすすめします。

こちらの動物園は、「ワイルドライフ・シドニー動物園（Wild Life Sydney Zoo）に行ってきました」で詳しく紹介しています。

フェザーデール・ワイルドライフ・パーク（Featherdare Wildlife Park）

シドニーの西のブラックタウン（Blacktown）からほど近いところにある動物園です。

昔は、並べばコアラを抱っこして有料で写真を撮ってもらうことができましたが現在はできません。今は、そのサービスはなくなり、触って写真を撮る形になりました。料金は入場料の他に$25が掛かります。

また、カンガルーに餌をあげて触れることができますが、柵越しになります。他の小動物にもさわることができます。

フェザーデール・ワイルドライフ・パークまでは、シドニーから約35㎞程西に位置しています。公共の交通機関だと、シドニーのセントラル（Central）駅から、ノースショア、ノーザン＆ウェスタンライン（North Shore, Northern & Western Line）で約40分先のブラックタウン（Blacktown）で下車します。ブラックタウン駅外の9番のバス停から729番のバスに乗って、約10分でフェザーデール・ワイルドライフ・パークの目の前に着きます。

入場料は、2022年8月現在で、大人$38、子供$25です。
営業時間は9:00～16:00です。

シンビオ・ワイルドライフ・パーク（Symbio Wildlife Park, Helensburgh）

シンビオ・ワイルドライフ・パークはシドニーから南へ50kmのヘレンスバーグ（Helensburgh）という地域にある動物園で、自然に囲まれた開放的なエリアにあり、近くには絶景の崖の上から海を見下ろせる場所、スタンウェルトップス（Stanwell Tops）や、ヒンドゥー寺院、そして、スタンウェル・トップスから山道を下り、海沿いを南は少しドライブすれば、観光名所としても有名な海の上を渡る道路、シー・クリフ・ブリッジ（Sea Cliff Bridge）もあります。

シンビオ・ワイルドライフ・パークは、コアラ、カンガルー、ウォンバット等、オーストラリアの有袋類をはじめ、スマトラタイガーもいます。カンガルーの放し飼いエリアは広くて、カンガルーたちはフレンドリーで触り放題！小さいお子様でも安心して遊べます。

ここに行くならば、車で行って、近くの絶景スポットも満喫されることをお勧めします。公共交通機関でも、電車とバスを乗り継いでも行けますが、バス停から約1㎞歩きます。

入場料などの詳細については「カンガルーが放し飼いの動物園シンビオ・ワイルドライフ・パーク」をご覧ください。

オーストラリアン・レプタイル・パーク（Australian Reptile Park）

オーストラリアン・レプタイル・パークは、シドニーから北に約50㎞のセントラルコースト（Central Coast）と呼ばれるエリアにあります。名前の通り、多種類にわたる爬虫類がいる動物園です。爬虫類好きのお子様にはもってこいでしょう。もちろん、コアラも放し飼いのカンガルーもいます。ここでは、コアラに触ることができる特別な時間帯も設けてあります。また、ワニがたくさんいます。

電車の最寄り駅はゴスフォード（Gosford）ですが、バスなどは無いので、タクシーを捕まえることになります。車でないと、アクセスは不便でしょう。車だと、シドニーからは、約60分です。

レプタイル・パークのある、セントラルコーストは、きれいなビーチが並ぶエリアです。時間があれば、セントラルコーストの美しい海岸線をドライブするのもお勧めです。

入場料は、2022年8月現在で、大人$46、子供（3-15歳）$29です。
営業時間は9:00～17：00です。

実際にオーストラリアン・レプタイル・パークに行った体験記は、「カンガルー放飼い、コアラたくさん、爬虫類充実の動物園　オーストラリアン・レプタイル・パーク」でご覧いただきます。

シドニー動物園（Sydney Zoo）

シドニー動物園（Sydney Zoo）は、オーストラリアのシドニー西部、イースタンクリークに位置する最新の動物園です。シドニーで一番新しいこの動物園は、その革新的な設計と、動物たちの自然な生息環境を再現した展示で知られています。

ここでは、伝統的な動物園の檻や柵を極力減らし、動物たちがより自然に近い環境で生活できるよう配慮されています。このため、訪問者は動物たちを自然に近い状態で観察することができます。

また、シドニー動物園は、オーストラリア固有の動物から、アフリカ、アジアの動物まで、多種多様な生き物を飼育しています。特に、カンガルーやコアラ、ワニといったオーストラリアの野生動物を間近で見ることができるのは、国内外の訪問者にとって魅力的です。さらに、アフリカのサバンナを模したエリアでは、ライオンやゾウ、キリンといった動物たちを観察することができます。

公共交通機関を利用してシドニー動物園に行くことも可能です。シドニー中心部から電車でブラックタウン駅に向かい、そこからバスで動物園までアクセスできます。また、車でのアクセスも容易で、シドニーCBDからは約40分の距離にあります。駐車場も広く、訪問者にとって便利です。

シドニー動物園は、家族連れや動物愛好家にとって最適な場所です。ここでは、動物たちとの新しい出会いや、自然保護について学ぶことができるでしょう。シドニーを訪れた際には、ぜひこの新しい動物園を訪れてみてください。

まとめ

以上は、シドニーとその近郊エリアで、管理人が自信をもってお勧めできる動物園です。各動物園のプラス点（〇）とマイナス点（×）をまとめてみました。

タロンガ動物園

○ シドニーハーバーの景色もいい、一日中楽しめるシドニー最大の動物園、フェリーで絶景を楽しみながら行くのが最高
× 入場料金が一番高い上に、フェリーの交通費も掛かる

ワイルドライフ・シドニー

○ ダーリングハーバーにあるので、シドニー観光の途中に短時間で寄ることができて便利、他のアトラクションとセットだとお得
× 屋内で解放感が無い

フェザーデール・ワイルドライフ・パーク

○ コアラを触って写真が撮れる（有料）、オンラインチケットが安い
× シドニーから遠いが、公共交通機関で日帰り可

シンビオ・ワイルドライフ・パーク

○ 放し飼いのカンガルーに触れ合える。自然に囲まれて開放的。周りに絶景スポットがある
× シドニーから遠く、車でないと不便

オーストラリアン・レプタイル・パーク

○ 爬虫類が充実。放し飼いのカンガルー、そして、コアラを触ることができる。海が美しいセントラルコーストの近く
× シドニーから遠く、車でないと不便

シドニー動物園

○ 広くて新しい。いろんな動物がいる。他の動物園とは違って、開放的な空間で動物が飼育されている。
× シドニーから遠いが、公共交通機関で日帰り可

さいごに「コアラの抱っこ」について

NSW州の動物園は規定により、コアラを抱っこできる所がどこにもありません。QLD州、SA州、そして、WA州にある動物園では、コアラを抱っこすることができます。それ以外の、オーストラリアの州ではできません。

入園者がコアラを抱っこすることを禁止している理由は、たくさんの人が抱っこすることで、コアラに過度のストレスを与え健康を害する恐れがあるからだそうです。