セントラル駅から徒歩5分程、シドニーの目ぬき通りのジョージストリート(George Street)の西側に位置する、シドニーのチャイナタウンは、ヘイマーケット(Haymarket)と呼ばれる地域にあります。
ライトレイルはチャイナタウンを走りますが、パディーズマーケット(Paddy’s Market)駅がチャイナタウンのど真ん中に位置します。
中華街ディクソンストリート(Dixon Street)
チャイナタウンのメインストリート、ディクソンストリート(Dixon Street)は、歩行者専用となっており、両側には数々の店が立ち並んでいます。
南北に伸びるメインストリートの入り口には、これぞ中華街と言わんばかりの赤い門が立っています。
ディクソンストリートには、3つのフードコート、数えきれない数のレストラン、パブ、クラブ、パンとケーキを売る店、そして、雑貨店が立ち並んでいます。
赤門を入った左側にあるパン屋には、いつも行列ができています。この行列を作る人のお目立ては、帝皇餅(Emperor's Cream Puff)と呼ばれる、焼きたてのカスタードクリーム入りのお菓子で、丁度クリーム今川焼を一口サイズにしたようなお菓子です。
18個で$5でした。休日の午後だったので特別混んでいたのか、購入するのに30分以上並びました。
日本でも有名なプラセンタ系のコスメ、ラノパール(Lanopearl)のお店もディクソンストリートにありました。
今、人気急上昇中の、タピオカ入りミルクティーをはじめとするドリンク専門店のチャタイム(Chatime)もあります。
毎週金曜日の夜は、ナイトマーケットが開催され数々の露店で埋め尽くされますので、機会があれば夜に訪れるのもいいでしょう。
パディーズマーケット(Paddy’s Market)
パディーズマーケットは、複合ショッピング&レストラン施設であるマーケットシティ(Market City)の地上階に位置するマーケットで、たくさんの洋服、小物、電気製品、道具類、生鮮食品の店が集まっています。
野菜や果物の安さは有名で、週末の生鮮食品売り場は地元の買い物客でごった返します。とにかく広いので、全てをくまなく見るには、1-2時間必要でしょう。毎週水曜から日曜の5日間、朝10時から夕方6時までオープンしています。
マーケットシティ(Market City)
マーケットシティは、数々のアウトレットショップが入る複合ショッピング施設です。
最上階のフロアには、巨大なフードコートとレストランがあります。日本からの美味しいラーメン店も入っています。
フードコート&レストラン以外のフロアにも、カフェ、フレッシュジュース、タピオカ入りミルクティーを売る店などが多数出店しています。
シドニー近郊のアウトレットモールはここの他に、Birkenhead Point Outlet Centre(バーケンヘッド・ポイント・アウトレット・センター)、DFO Homebush(ディー・エフ・オー・ホームブッシュ)がありますが、シドニー中心地でアウトレットショップが集結している場所はここだけでしょう。
マーケットシティには、アジア食品の巨大スーパーマーケットも入っています。ここでは、日本食材も手に入れることができます。
上記以外にも、シドニーのチャイナタウンとその周辺には、穴場の美味しい中華レストランや、人気のデサート店、そして、漢方を処方して売る所、針治療院、つぼマッサージ店まで、中華系の多種多様なサービスを提供するお店がたくさんあります。チャイナタウンのお勧めの店については、機会がある毎に紹介していこうと思います。
チャイナタウンへの行き方、および、周辺の見どころについては、「シドニーのセントラル駅周辺には、ショッピング施設、レストラン、カフェとみどころがたくさん」をご覧ください。