オーストラリアでバイクを購入する方法、保険と車検などについて

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オーストラリアで移動の手段としてバイクを購入しようかと検討されている方、または、バイクでオーストラリアを周る旅をしようと計画している方のために、バイクの購入方法、そして、保険や車検とその諸費用、維持費などにについて説明します。

オーストラリアのバイク事情と免許については、「オーストラリアでバイクに乗りたい!バイク事情と免許などについて」で説明しています。

オーストラリアで楽しいバイクライフを送る為に、事前に購入に際して必要な費用や手続きを理解して、準備万全で臨みましょう!

バイクを購入する

インターネットで探す

日本でも同じでしょうが、バイク屋に見に行くにせよ、個人から購入するにせよ、先ずは、ネットを使ってオンラインで探すのが一般的です。

BikeSales

バイクの売買の最大手はBikeSalesです。

オーストラリア バイク 売買 サイト インターネット

このサイトでは、オーストラリア中の新車のバイク、および、中古バイクをバイクのタイプ、モデル名、所在地、価格帯など色々な形で検索できます。

Gumtree

また、オーストラリア最大のクラシファイドサイトであるGumtreeでもたくさんの広告が出ています。

オーストラリア クラシファイド ガムツリー ネット 売買

検索窓に“Motorcycle”のキーワードを入れて検索すると早いでしょう。中古なら“Used”も入れるとよいでしょう。

検索結果は、左側に出る条件で絞り込むことができます。

Trading Post

Trading Postも大手クラシファイドサイトです。

こちらも、Gumtreeと同じように、検索できるようになっています。

eBay Australia

オークションサイトのeBayにも多数の中古バイクがリストされています。

eBayにリストされているバイクには、オークションで価格が決まる物と、一定価格の物があります。

オークションのバイクも一定価格のバイクも、大抵の場合、締め切り日前に下見できますので、気に入ったバイクがあったら出展者に問い合わせてください。eBayについて詳しくは、こちら

これらのサイトには、個人広告もありますが、ディーラーも多数の広告を出しています。ディーラーの所在地や営業時間の情報も載っていますので、興味があるバイク見つけたら、気軽に見に行って見るとよいでしょう。

個人の広告に対しては、アポを取って見に行きましょう。聞きたいことがあれば、事前にサイトの連絡機能から、または、電話番号が表示されていれば、テキストメッセージを送るなり、電話を掛けるなりして質問しましょう。

バイクを見に行く

購入前にバイクを実際に下見する際は、以下の点を確認しましょう。

車検の有無を確認

これは、事前に広告で確認できます。

車検があるバイクは、「Registered」と記されており、よく「Registered till April(4月まで車検有)」などと、広告に書かれています。単に車検を意味する「Registration」と有効期限日が記されている場合もあります。ちなみに、「Registration」を短縮して、「Rego(レジョ)」ということも多々あります。

車検が無いものは「Unregistered」です。「Out of rego」とか「No rego」とか言う場合もあります。

もちろん、車検があるバイクを買うにこしたことはありませんが、車検が無くても車検の為の車両検査(Vehicle Safety Check)を通っていて、あとは車検の他続き(お金の支払い)をするだけという状態のバイクもあります。

この手のバイクは、新車もそうですが、中古車でもディーラーに長期間売れずに保管されていたものや、個人で車検が切れた後も保管していたバイクなどです。車検を新たに取得することを、Blue Slip(ブルースリップ)を取ると言います。車検証がブルーのため、こう呼ばれます。

車検が無いバイクを売る広告には、車検の為の車両検査(Vehicle Safety Check)を通っている、または、車検に通る状態であるということを、表すのに広告に「Blue Slip Ready」と書いてあったりします。

車検の無いバイクは車検と通すのに、強制保険(CTP/Green Slip)、車両税と手数料を支払わなければならない為、余分な費用が発生します。費用は排気量によりますが、小型バイクで2-3百ドル、大型だと7-8百ドルくらい迄は掛かると見ておいた方がいいでしょう。これに加えて、別途、車検登録費用が掛かります。

バイクの状態を確認

こちらの車検は安全面に重点を置いています。ブレーキ、ホーン、ライト、ウィンカーがきちんと機能していれば、エンジンの調子が少しばかり悪くても車検は通ります。

私は頻繁にストールする調整不良のバイクの車検を検査に落ちることなく、取得したことがあります。ですから、車検があるからと言って、機械的に大丈夫とは限らないということです。

では、どうしたらいいのでしょう?

比較的新しいバイクなら、整備記録を記した、Logbook(ログブック)があるかどうかを、質問して確認してください。中古でLogbookがあるバイクは少ないですが、整備のレシートなどを見せてくれる場合もあります。

これらが無くても、試乗してみて、調子が良ければ問題は無いでしょうが、あればより安心度が高いでしょう。

バイクのエンジン回りのオイル漏れも確認してください。古いバイクは多少のオイルのにじみなどはつきものですが、エンジンの底部のオイルサンプ(オイルパン)がオイルまみれの状態であったり、試乗した後でオイルが滴り出ていたら、直してもらうか、そうでなければ、やめておいた方が無難でしょう。

タイヤの溝チェック、オイルレベル、ブレーキ液のレベル、ブレーキホースとパッド、チェーンとスプロケットの状態などの確認も忘れずに。

試乗する

買う前に、必ず試乗(テストライド)しましょう。買う前のテストライドは常識です。

「Can I have a test ride?」と言って、OKしてくれなければ買うのをやめたほうがいいでしょう。

その際にブレーキ、ウィンカー、ライト類を確認するとともに、アクセルをふかした時、エンジンがスムースに回転するか、走ってカタカタ音が無いか、そして、マフラーからの煙が異常に白かったり黒かったりしないかも確認しましょう。

ちなみに、こちらのバイクは昼夜問わず走行中のヘッドライトの点灯が義務付けられていますので、ライトの消灯がスイッチにないモデルが結構あります。エンジンをかけるとライトが自動的に点灯します。

バイクの所有者変更手続き

バイクを購入したらなるべく早めに、所有者変更手続きを済ませましょう。

NSW州では14日以内に済ませないとペナルティー料金が請求されます。

NSW州はTransfer Fee(変更手数料)として、$32と購入価格の3%程の税が掛かります。

詳しくは、「オーストラリアでの車の所有者登録内容の変更について」という記事で説明していますので参照してください。記事は車について書かれていますが、バイクも同様です。

車検の更新について

公道を走行するバイクは、排気量とサイズに関わらず、車検を通っているものである必要があります。日本のように250㏄以下のバイクは車検が要らないということがありません。

オーストラリアの車検は車、バイクに関わらず、1年毎の更新となります。

車検の内容は自動車と同じで、車両検査(Vehicle Safety Check)、強制保険(CTP/Green Slip)、そして、更新手数料の支払いが必要です。

車両検査(Vehicle Safety Check)

バイクの車両検査(Vehicle Safety Check)は、バイク専門の整備工場でなくても、自動車整備工場で可能です。車検更新の場合の検査の費用は、NSW州の場合、検査だけで問題がなく済めば$23です。

強制保険(CTP/Green Slip)

強制保険(CTP/Green Slip)は、日本で言う自賠責保険で、「CTP」は「Compulsory Third Party(強制第三者)」の略です。「Green Slip」とも呼ばれるのは、保険証書が緑色の紙だからです。

強制保険の料金は、225㏄以下の排気量のバイクが一番安く、次に226㏄から725㏄、726㏄から1125㏄、1126㏄から1325㏄、それ以上の排気量と、大きくなるにつれて高くなります。

また、保険会社と年齢、運転経験、住む場所によって価格は違ってきます。

強制保険の価格は、GreenSlip.com.auというサイトで、お持ちのバイクと個人の詳細を入力することにより、各保険会社の価格を比較することができます。

ちなみに、30歳の3年以上の運転歴(日本での運転歴を含む)がある、シドニーに住むライダーの場合で調べたところ、226㏄から725㏄のバイクで1年の強制保険(CTP Green Slip)の費用は、保険会社によって$290~$420と大きな差がありました。

オーストラリア 車検 強制保険 自賠責 比較 バイク

GreenSlip.com.auの比較結果

車検の条件となる強制保険(CTP/Green Slip)は、対人の損害に対してのカバーのみで、対物の損害はカバーしません。心配ならば任意保険に入るといいでしょう。

更新手数料

NSW州の場合、更新手数料は、車両税込みで、バイクの排気量に関係なく$62です。これに加えて車両税(Vehicle tax)が掛かります。更新手数料と共に支払いします。車両税についてはどう計算されるのか定かではありませんが、2年前に、750㏄のバイクで$60位でした。750㏄より、小さいバイクならそれより安いでしょうし、大きいバイクなら高くなるでしょう。

NSW州の車検の各費用について調べたければ、Roads and Maritime ServicesのサイトのRegistration costsというページをご覧ください。

車検更新の手続きは、基本的に自動車と同じです。詳しくは以下の記事をご覧ください。

オーストラリアで車検を通す(Registrationを更新する)

任意保険

無くても公道は走れますが、あれば安心なのが任意保険です。

任意保険の種類

任意保険はバリエーションも多く、保険料金も種類も各保険会社によってまちまちですが、大まかに大別すると以下の2つの種類に分けられます。

Comprehensive Insurance(総合保険)

自損、他損に関わらず、フルカバーで保証されるタイプの保険。災害、窃盗などにも対応する商品も多い。値段は高い。

Third Party Property Damage Insurance(第三者損害賠償責任保険)

対人・対物の損害に対してのみ支払われる保険。自損はカバーされない。

保険会社によっては、スクーター専用の割安の保険や、趣味のビンテージバイクやカスタムバイク用の割高の保険もあります。

価格については、各保険会社によっても、ニーズによってもかなり差がありますので、各保険会社のサイトからオンラインで、先ずは見積もり(Quote)を取りましょう。

ちなみに、お値段は排気量の大きいバイクほど高くなり、年齢が高いほど安くなります。25歳以下だと、保険料はかなり割高になります。

また、州により値段に差があり、NSW州は最高値です。タスマニア州はかなり安くなります。

保険会社

以下に、代表的な保険会社を、いくつか挙げます。

NRMA(エヌアールエムエー)

AAMI(エイミィ)

QBE(キュービーイー)

Youi(ユーイ)

この他にも多種多様な保険会社がバイクの任意保険を取り扱っています。

Compare Insuranceという保険比較サイトではYoui(ユーイ)の保険が総合的に一番の評価を受けているようです。

オーストラリア 任意保険 バイク 車

保険比較サイトCompare Insurance

Youi(ユーイ)の任意保険

例として、一番評価の高いYoui(ユーイ)のバイク用任意保険を見てみましょう。

Youiは3種類の任意保険があります。

Comprehensive Insurance、Third Party Fire & Theft、そして、Third Party Property Onlyです。

Comprehensive Insuranceは、Third Party Fire & TheftとThird Party Property Onlyのカバーする保証の他に、自損事故の保証と故障した時に来てくれるロードサービスも含まれている総合保険です。

Third Party Fire & Theftは、第三者に対して自分が損害を与えた賠償責任に加えて、家事、窃盗、地震などによる損害もカバーされ、故障した時にレッカーが必要ならその費用もカバーされます。

Third Party Property Onlyは一番シンプルなタイプですが、保険でカバーされないドライバーの責任による事故に巻き込まれた場合、$5000までの費用がカバーされます。

全ての保険は、2000万ドルまでの第三者に対して引き起こした損害賠償がカバーされます。

価格については、バイクの種類、排気量、ライダーの年齢、住所、運転歴によって大きく変わりますので、見積もりを取って調べてください。

ウェブサイトの「START A QUOTE」というボタンをクリックすると、情報入力画面に移動しますのでオンラインで見積もりが入手できます。

見積りを取ったからといって、購入に対する何の義務も生じませんので、色々なバターンで、Youi以外の保険会社からも同じように見積もりをとって、比較してから決めるとよいでしょう。

まとめ

オーストラリアでバイクを購入するには、現地の事情をリサーチするところから始める必要があります。

先ずは、上記のインターネットサイトで検索することで、バイクの適正価格や予算内でどのようなバイクが購入できるのかが見えてくるでしょう。

実際に、見に行ったときは、必ず試乗して、上記項目をチェックすることをお忘れなく。

購入後、長く所有するなら車検の更新に掛かる費用のことも考慮しておきましょう。

任意保険に加入するなら、各保険会社によって色々な商品があり、バイクや所有者の条件によって値段も様々ですので、上記を参考にして見積もりを取ることからはじめましょう。

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