オーストラリアでタクシーに乗る

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タクシーの乗り方

オーストラリアでタクシーを利用するルールは日本とほとんど変わりがありません。街中では手を挙げて、タクシーを路上で捕まえることもできますが、金曜の夜の繁華街などでは、利用者も多くなかなか捕まえることができなかったりします。

そんな時は、予約するのをお勧めします。事前にわかっていれば、タクシー会社のウェブサイトで予約するのが便利ですが、直前でしたら電話するのがいいでしょう。ホテルや高級レストランであれば頼めば呼んでくれます。駅前や大きなホテルにはタクシー乗り場があり、既にタクシーが待っていたりします。

料金は初乗り料金と、それ以上の距離はメーター式で超過されます。これも日本と同じです。シドニーでは、最初の料金は、走らなくても乗った時点で$3.60が加算されます。走り出してから、1㎞毎に$2.19が加算されていきます。夜10:00以降朝6:00までは、初乗りに$6.10が掛かり、その後のメーター料金も1km毎に$2.63掛かります。事前予約した場合は、$2.50が予約料として追加されます。予約して、指定時刻を過ぎて待たせた場合は、1時間$56.68掛かりますので、ご注意ください。(料金は2020年9月現在の情報)

日本と違う点は、自動ドアが無い事と、男性の一人の利用の場合は、助手席に座るのが普通であるということぐらいでしょうか。もちろん、男性でも後部座席に座っても構いません。女性は後部座席に座る人が多いそうです。シドニーでは、助手席に座る客と後部座席に座る客の割合は50/50だと、知り合いのタクシー運転手が言っていました。

チップについて

基本的にチップは不要ですが、シドニーでは利用者の約4割くらいはチップを渡すようです。ドライバーとしてはチップをくれるならキャッシュでもらいたいそうです。カードでチップ上乗せして払う客もいるそうですが、この場合はチップ上乗せ分も売り上げ金額として申請の対象になるので、チップ分を余分な非課税収入として懐に入れらないからです。

チップはアメリカのようにパーセンテージの指標はなく、渡したければいくらでも構いません。数ドルでもドライバーとしては嬉しいものです。

タクシードライバーは客を選ぶ

タクシードライバーは、客を選びます。流し中に本部から予約の客の連絡が入っても、自分の都合に会わなければ受けません。また、酔っ払い客とのトラブルも多いので、特に夜の繁華街では手を挙げている人が道端にいても、安全そうな客にしか止まりません。

また、大きな空港や駅のタクシー乗車場では、短距離利用客を嫌います。ただ、これは選べないですし、客が行き先を告げるまではわからりません。シドニー空港の例ですが、長い時だと客を乗せるまでに2時間近く待つので、近場にしか行かない客を捕まえるとがっかりするそうです。親切でフレンドリーなドライバーがほとんどですが、中にはあからさまに、不機嫌な態度を取るドライバーもいます。もし、問題があるようなら、タクシーのナンバーとID(通常はダッシュボードにライセンス情報が表示されている)を控えて、タクシー会社へ連絡すると伝えればいいでしょう。

確か、30分以内に空港へ戻って来れる程の近場であれば、空港に戻って待ち無しの優先レーンに並びなおして、今度は長時間待つことがなく客を得れるシステムが、シドニー空港にはあるそうです。

タクシードライバーとの会話

無口なドライバーもいますが、客とのおしゃべりを楽しむドライバーもたくさんいます。大抵の場合、客を見て携帯電話や何かに夢中だったり、疲れ切っているのがわかるようならば、話しかけはしないそうですが、そうでなければ会話を切り出してくるドライバーが結構います。オーストラリアのその土地の地理に詳しくなければ、仕事上とても詳しいのでいろいろ聞けば教えてくれますよ。

タクシーに子供を乗せる際のルール

オーストラリアでは、乗用車に乗る子供がチャイルドシートを使用することが義務付けられています。

年齢は州により若干異なりますが、自家用車では7歳まではチャイルドシートが必要となります。

しかしながら、タクシーにはこのルールは当てはまりません。

NSW州では、タクシーでも、生後6か月までは後ろ向きに座るチャイルドシート、または、ベビーカプセルが必要になります。また、生後6か月以上12か月までは、後ろ向きに座るシートか前向きに座るシートが必要です。

タクシーにはチャイルドシートやベビーカプセルを備え付けている車両もありますので、最後12か月以下のお子様連れの場合は、予約の際や乗車の際に尋ねる必要があるでしょう。

タクシーに乗る1歳以上の子供に関しては、自家用車とは違い、チャイルドシートの着用は免除されます。

但し、後部座席に座り、大人が抱えるのではなく、個別にシートベルトを着用することが条件です。

7歳以下の子供は、必ず後部座席に座りましょう。助手席に座ることは出来ません。

州によって若干の差があるそうですので、NSW州以外の場合は、タクシーに乗る際に、確認するとよいでしょう。

UBER(ウーバー)について

日本でも話題のUBER(ウーバー)は、オーストラリアの都市部では利用者が多く、タクシー業界は大打撃を受けています。

タクシードライバーを長年続けている人達は、UBER(ウーバー)の出現により、ここ数年でタクシーの売り上げがかなり減ったことを嘆いています。

タクシーより2割ほど安く、ドライバーへのお金の受け渡しが不要で気楽なため、「タクシーよりもUBERを」という利用客が増えているのも事実です。

それでも、タクシーの需要は未だあり、タクシーでないUBERは自家用車のカテゴリーに入るので、チャイルドシート無しでの7歳以下の子供の利用が出来ません。

オーストラリアのUBERでは、チャイルドシートの手配が出来ません(2017年11月現在)。

また、UBERは空港のタクシーレーンや主要駅のタクシー乗り場に乗り入れができません。

ライセンスをもって商業的な規制に基づいて運営しているタクシーに比べて、個人が提供するUBERのサービスは、事故などの際の補償も限られているなど、タクシーにとって有利な点はたくさんあります。

それでも、安さと手軽さ、そして、「タクシードライバーより、UBERドライバーの方がフレンドリー」というタクシーにあまりいい印象を持たない人達も多い為、都市部では、できる限りUBERを利用するという人たちが増えています。

UBERについては、「オーストラリアでUBER(ウーバー)をタクシー代わりに利用する」で詳しく説明しています。

以上、オーストラリアのタクシーについての基本情報でした。

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