Brighton Beach(ブライトンビーチ)はビクトリア州メルボルンの南に位置するPort Phillip Bay(ポートフィッリプ湾)の東沿岸、メルボルン中心部から13㎞の距離にある、ビーチ沿いに並んだカラフルな小屋で有名な観光スポットです。
メルボルンから気軽に行ける近さも魅力です。
Brighton Beach Bathing Boxes
タイトルには小屋としましたが、一般的にはBathing Boxと呼ばれています。Bathing Boxは、海水浴の更衣小屋のことで、Beach House(ビーチハウス)、Beach Hut、Beach Cabin、Beach Shedとも呼ばれます。
元々は1800年代に女性の更衣施設として利用されたのが始まりだそうで、内部はシンプルで、電気と水道は通っていません。
Brighton Beach(ブライトンビーチ)は別名、Dendy Street Beach(デンディーストリートビーチ)と呼ばれます。
ブライトンビーチのあるBrighton(ブライトン)は、富裕層が住む高級住宅地としても有名です。
小屋はローカルの居住者ならば購入して所有することができるそうです。ちなみに、2010年時の価格は$200,000(日本円で2千万円近く)だったそうです。全ての小屋は同じサイズで、電気水道はなしという決まりが自治体により設けられているそうです。
Airbnbで日単位で小屋を貸し出しているオーナーもいます。
ビーチからは、約13㎞先のメルボルン中心部のビル群が望めます。
美しいビーチとカラフルなビーチハウス、そして、遠くに見えるメルボルンの街のコントラストは訪れる人たちを魅了します。
オーストラリア国旗の小屋は、絵はがきなどの写真によく使われているので見たことがある方も多いのではないでしょうか?
行き方
電車
メルボルン中心部からSandringham Line(サンドリンガム線)に乗って30分弱。Brighton Beach Railway Station(ブライトンビーチ駅)で降車。
メルボルンの中心部にあるFlinders Street Station(フリンダースストリート駅)から乗車するのがわかりやすいでしょう。
ブライトンビーチ駅からは、海岸沿いの道を北に歩いて行くと、500mほどでブライトンビーチのビーチハウスが並ぶエリアへ到着します。
駅からすぐの駐車場がある海沿いの緑地、Brighton Beach Gardens(ブライトンビーチガーデンズ)から、海岸に降りてビーチを歩いて行くのもおすすめです。
電車の詳しい時刻については、Public Transport Victoria (PTV)のサイトのJourney Plannerで、出発地(Leaving from)と到着地(Going to)にそれぞれの駅名と日時を入力すれば調べられます。
電車乗車時には、Myki(マイキ)というプリペイドカードが必要です。日本で言うスイカです。
カードは6ドルで、別途乗車料金のチャージが必要です。駅やニュースエージェントで購入できます。
トラムもバスもMyki(マイキ)カードで乗ることができます。
Flinders Street Station(フリンダースストリート駅)からBrighton Beach Railway Station(ブライトンビーチ駅)までは、Zone 1(ゾーン1)の区間ですので片道料金の$4.10がMyki(マイキ)から引かれます 。
車
メルボルン中心地から33号線を南下して約30分のドライブです。
33号線はPort Phillip Bay(ポートフィッリプ湾)の海岸沿いを走り、ブライトンビーチ沿いでEsplanadeという名前に変わります。
駐車場は、ブライトンビーチの小屋が並ぶすぐ北端、そして、電車のブライトンビーチ駅からすぐの道を挟んで向かい側の緑地、Brighton Beach Gardens(ブライトンビーチガーデンズ)にあります。
駐車場は高く1時間$5.30取られます。
バス
メルボルン中心地から216番か219番のバスでも行くことが出来ます。
詳しくは、Public Transport Victoria (PTV)のサイトでご確認ください。
なお、Myki(マイキ)カードの使い方については、「メルボルンでMykiカードを購入して公共交通機関を利用した【体験記】」で説明しています。
以上、メルボルンの名所、ブライトンビーチについてでした。