英語のジョークは、日本語の物とは笑いのツボが違うものが多くて、何がおかしいのかわからないというケースも多いかと思います。
今回は、日本人もすぐに笑える(であろう)、孔子の言葉をネタにしたジョークです。笑えなかったら、ゴメンナサイ。
Confucius say…
Confucius say: Man who go to bed with itchy bum wake up with smelly finger
(直訳) 孔子は言う: かゆいおしりでベッドに行く人、臭い指で起きる
いらないかもしれませんが、あえて解説すると、「おしりがかゆいまま寝ると、寝ながらおしりを指で掻くので、起きた時に指が臭くなっている」という意味ですね。
ここで、注意してほしいのが、文章の文法的間違いです。全ての動詞は三人称のはずなのですが、“s”が抜けています。また、代名詞もありません。
これは、中国人をはじめとする英語を母国語としないアジア人が、動詞の人称、文法を気にしないおかしな英語を話すことが多かったのをからかう意味で、わざとつくられたものです。
別な言い方をすると、それでも通じるという事です。だから、文法は気にしなくてもいいのです。
その他バリエーション
他にも、孔子の言葉をもじった英語のジョークはたくさんありますが、その中でいくつかを挙げてみました。
全てConfucius say: で始まります。
Man who piss into wind get wet.
風に向かって小便する人、濡れる。
Man with one chopstick go hungry.
箸を一本だけ持つ人、腹減る。
Man who run in front of car get tired.
(訳)車の前を走る人、疲れる。
Man who run behind car get exhausted.
(訳)車の後ろを走る人、へとへとになる。(排気ガスのエキゾーストと掛けています。)
Man who drops watch in toilet bound to have shitty time .
(訳)トイレに時計を落とす人、ひどい時間(くその様な時間)を持つはずである。
Man who go to bed with diarrhoea wake up in deep shit.
(訳)下痢でベッドに行く人、最悪の状態(深い糞の中という表現)で起きる
Man with hand in pocket is having a ball.
(訳)ポケットに手を入れる人は楽しい時を過ごしている。(“楽しい時を過ごす”の“to have a ball”は、字のまま訳すと“玉をつかむ”という意味になります。)
この孔子シリーズ、英語ネイティブスピーカーは知っている人は多いですが、それでも言うと結構うけます。
以上でした。