日本では伊勢丹、成城石井、カルディ、コストコなどで扱われ、メディアでも頻繁に取り上げられ話題のヘンプ食品。
この記事ではオーストラリアのヘンプシードから作られるスーパーフードとヘンプオイルを紹介します。
スーパーフード・ヘンプシード
ヘンプとは麻のことで、ヘンプシードは麻の実です。
以下は、ヘンプシードの優れた成分と特徴です。
- お肌に必須な成分とされ注目されている必須脂肪酸である、リノール酸とリノレン酸の両方を豊富に含む。
- 脂肪の分解・燃焼に効果的な共役リノール酸を含む。
- 炭水化物が低い。
- グルテンフリーのプロテインが豊富。
- 内臓をきれいにする食物繊維が入っている。
- コレステロールを減少させるのに効果的な植物ステロール(フィトステロール)を含む。
- カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛などのミネラル群が豊富。
- ビタミンEと酸化を抑制するアンチオキシダントを含む。
- 葉酸を含むビタミンB群を含む。
- 植物の食物で唯一ビタミンD3を含む。
- オメガ3とオメガ6をバランスよく豊富に含む。
ヘンプシードは、アレルギーやアトピーに良く、血圧を安定させる効能もあるγリノレン酸(ガンマ・リノレン酸)を含んでいます。
リノール酸は、コレステロールと中性脂肪を下げる役割もするので、ダイエットにも効果的です。動脈硬化・高血圧の予防にも効果を発揮します。
ヘンプシードには、妊娠期に欠かせない栄養素として知られている葉酸が含まれており、葉酸は、DNA形成、そして、造血作用などに必要とされます。
オメガ3とオメガ6を身体に必要なバランスで含んでいる食べ物は、胡桃(くるみ)とこのヘンプシードしかないそうで、水を抜かした脳の約60%はオメガ3とオメガ6で占められていると言われています。
また、オメガ3とオメガ6は15-30日間で入れ替わる皮膚の細胞にも必要と言われています。
まさに、スーパーフードの王者です。ヘンプシードはそのままでも食べられます。
ヘンプオイル
ヘンプシードから抽出したオイルがヘンプオイルです。
正確には、ヘンプシードオイルです。麻の実オイルとか麻の実油とも呼ばれています。すなわち、ヘンプシード(麻の実)から抽出したオイルなんです。
麻の葉からとるオイル、通称カンナビスオイルもヘンプオイルと呼ぶことがありますが、ここでヘンプオイルと呼んでいるのは、麻の実からとれるヘンプシードオイルのことです。
日本ではココナッツオイルがブームになりましたが、それよりも数倍優れており、もはや右に出るもの無いと言われているスーパーオイルがヘンプオイルなんです。
伊勢丹が取り扱い始め、テレビ番組のヒルナンデスでも紹介されたそうで、今後、更にメディアで取り上げられれば、日本で売り切れが続出するほどの大ブームになることが予想されています。
健康にも美容にもよく、幼児でも大人でも安全に摂取できる、ダイエットにも効果があり、血圧を下げる役目するうえ、アレルギー症状やアトピーなどの肌の状態を改善するのにも効果があるとあって、更なる需要が拡大することでしょう。
ヘンプシードの成分を全て含んだ上に、オイルなので食用に使いやすく、スキンケアやマッサージオイルとして肌に直接塗ることもできる優れものです。
オーストラリアで売られているヘンプオイルの殆どは、100%オーガニックのシードから、栄養分を損なわないようにコールドプレス(低温圧搾)で抽出されたものです。
オイルはさらっとしていて、そのまま飲んでも飲みやすく、毎日摂取し続ければ健康になります。
加熱する調理には、栄養分が壊れてしまうためおすすめできませんが、調理した料理に振りかける食べ方ならOKだそうです。保管は冷蔵庫でしましょう。
マッサージオイルとしても、スキンケア用のオイルとしても、ベトつきが無くてサラッとしているので肌に素早くなじみ、とても使いやすいのがヘンプオイルです。
スキンケア用のオイルとしても最適な理由は、お肌に必要な成分とされ注目されている必須脂肪酸である、リノール酸とリノレン酸の両方を豊富に含んでいるからです。
リノレン酸は、なんとスーパーフードのスピルリナより多いそうです。
乾燥を防ぎ皮膚を再生させるアンチエイジング効果があります。
ヘンプオイルは、血液中にリノレン酸が欠乏しているとされるアトピー性皮膚炎の治療にも効果を発揮しています。乾癬にもその効能が確認されています。
私は、早速購入して使っています。さらっとした緑色のオイルです。おいしくて、サラダにはもちろん、どんな料理にも合います。加熱は成分が壊れるので、調理した料理に振りかけています。
そのままでも飲みやすいです。お肌に塗ってもベタつかず、すぐに浸透するので保湿にも効果があります。ただ、日差しの強い日中には塗らないようにしましょう。
マッサージオイルとしてアロマを垂らして使うのも適しているそうです。
美味しくて、栄養素満点で、食べても良し塗るのも良しで、日々の必須アイテムとなっています。
ヘンプを使った商品
スーパーフードとしてそのまま食べれるヘンプシード(Hemp Seeds)、そして、食用・スキンケア用と万能のヘンプオイル(Hemp Oil)の他にも、食用に使い勝手の良い、ヘンププロテイン(Hemp Protein)と呼ばれるプロテインパウダーやヘンプフラワー(Hemp Flour)と呼ばれる粉があり、手軽にスムージーにして飲んだりもできます。また、ヘンプから作ったソープもあります。
ヘンプを使った商品は、オーストラリア国内では取り扱う店舗も多く、オンラインで購入できます。日本で買うよりもかなりお得ですので、お土産にも喜ばれておすすめです。
栄養素が豊富な超スーパーフードで、良いことだらけなので、これがあればサプリなどを買う必要もなくなるでしょう。
最高品質のオーガニックヘンプのブランドとして、日本の伊勢丹でも扱われていることで有名なのが Hemp Foods(ヘンプフーズ)です。Byron Bay(バイロンベイ)にあるHemp Foods(ヘンプフーズ)はオーストラリアはもとより、南半球で最大のヘンプ食品の製造と販売を行う企業です。
使用するヘンプは自社と契約農場で育てた、オーストラリア産認証を受けた100%オーガニックです。全ての製品は化学製品を一切使用せず、栄養分を逃さないように低温処理しています。
Hemp Foods(ヘンプフーズ)は、オーストラリアのテレビ局Tenとabc、そして、CNNでも紹介されており、米国でも知られています。Hemp Foods(ヘンプフーズ)のヘンプオイルは伊勢丹で買うと250mlで2500円します。オーストラリアでオンラインショップで買うと250mlでAU$15-17くらいとかなりお安く入手できます。
私は500mlの2本セットをAU$56.90で購入しましたので、250mlあたり、AU$14.23で入手できた計算です。オイル以外の商品も現地価格の方が安いですので、美容と健康に敏感な人へのお土産として最適です。
Hemp Foodsのヘンプシードオイルは「Essential Hemp」というブランドで、The Well StoreとBiome Eco Storesで購入できます。両ストアとも日本へ海外発送してくれます。
日本国内でも、色々なブランドの高品質ヘンプシードオイルが購入できます。
おわりに
肥沃な土壌と環境に恵まれているオーストラリアは、健康と美容にいい世界最高品質のオーガニック製品が数多く存在します。
そんな中でも、超がつくスーパーフードとして注目され始めているのがヘンプシード製品です。
日本では、テレビや雑誌のメディアで取り上げられ始め、これから大ブレイクが予想されています。
最高品質のものしか扱わない伊勢丹でも販売されている、オーストラリアのヘンプ食品。化学肥料を使わないオーガニックのヘンプから天然のままの栄養素がたっぷりで、これ以上のものはないのではないかという程の万能健康食品です。
これがあれば、サプリなんていらないのではないでしょうか?是非試してください。
お土産としても最高な、ヘンプ食品を紹介しました。オーストラリアで買えるヘンプシードとヘンプオイルは、 Hemp Foods(ヘンプフーズ)以外にも様々な高品質のブランドのものがあります。ヘンプシードとヘンプオイル関連商品は、以下の記事にまとめられているオーガニック専門店や薬局のオンラインショップでも購入できます。
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