オーストラリアの仮想通貨取引所の中で、Swyftxと並んで知られており、シンガポールでもライセンスを取得しているIndependent Reserve(インデペンデント・リザーブ)を紹介します。
Independent Reserveの大きな特徴は、日本が現在も対応国に含まれており、日本在住者も口座開設を申請できることです。オーストラリア国外の対応国に住んでいる場合も、本人確認を完了すれば利用できます。ただし、申請内容によっては追加書類の提出が必要となり、口座開設の承認は個別審査となります。
Independent Reserveとは
Independent Reserveはシドニーに本拠地を置く取引所です。
オーストラリア国内だけでなく、グローバルな顧客ベースを持ち、シンガポールとニュージーランドでもサービスを展開しています。取引画面で表示できる法定通貨はオーストラリアドル(AUD)、シンガポールドル(SGD)、ニュージーランドドル(NZD)、米ドル(USD)の4種類です。利用できる入出金方法は、居住国やアカウントの地域によって異なります。
ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、XRP、ステーブルコインなど、40種類以上の暗号資産を取り扱っています(2026年9月現在)。
通常の取引手数料は0.5%からで、過去30日間の取引額に応じて段階的に下がり、最大0.02%まで下がります。
また、2026年1月にIG Groupによる買収が完了し、現在はIG Group傘下で運営されています。
Independent Reserve取扱い通貨

Independent Reserveでは、以下の通貨を取り扱っています。
Independent Reserve取扱仮想通貨
Independent Reserve取扱法定通貨(フィアット)
入出金、そして、取引に対応する法定通貨の扱いが多いのが特徴です。対応する法定通貨は上記のオーストラリアドル(AUD)、米ドル(USD)、ニュージーランドドル(NZD)、シンガポールドル(SGD)の4種類です。
取引に使用する法定通貨は、メニューから選択できます。
暗号資産の銘柄数はSwyftxなどと比べると多くありませんが、Tether USD(USDT)、USD Coin(USDC)、Ripple USD(RLUSD)、Dai(DAI)などのステーブルコインに加え、金価格に連動するTether Gold(XAUT)も取り扱っています。
ちなみに、ペッグとは、通貨価値を基軸となる通貨などの価値に連動させることです。
Independent Reserve特有の機能

税金レポート
取引履歴はCSVまたはPDFでダウンロードできます。また、Summ(旧Crypto Tax Calculator)やKoinlyなどの税務ツールとの連携にも対応しています。オーストラリアで確定申告をする場合は、取引履歴の整理や税額計算に利用できます。Independent Reserve利用者向けにSummの割引も提供されています。
定期購入(Recurring Buy)
以前のAutoTraderは、現在「Recurring Buy(定期購入)」という名称で案内されています。購入する暗号資産、金額、頻度を設定し、定期的に自動購入できる積立機能です。
購入通貨 Bitcoinなど、希望する暗号資産を選択
注意点 実行時に口座の法定通貨残高が不足していると購入されません。
複雑な自動売買ではなく、ドルコスト平均法で定期的に積み立てたい場合に利用しやすい機能です。
入出金方法
オーストラリアドルの入金は、オーストラリア国内の銀行振込やPayIDのほか、アカウントによってはPayPal、デビットカード、クレジットカードも利用できます。銀行振込は無料ですが、カードやPayPalには手数料が掛かります。米ドル(USD)やニュージーランドドル(NZD)などの入金方法は、居住国やアカウントの地域によって異なりますので、入金前に画面と最新のFee Scheduleを確認してください。
シンガポール在住者は、シンガポール国内の銀行からシンガポールドルを入金できます。
オーストラリアドルは、登録した本人名義のオーストラリア国内銀行口座へ出金できます。通常のEFT出金は無料ですが、PayID/NPPを使った即時出金には手数料が掛かります。
Independent Reserveは、対応国にある本人名義の銀行口座への海外出金にも対応しています。日本の銀行口座を登録して出金することも可能ですが、日本円(JPY)で直接出金するサービスではありません。利用できる通貨や送金方法はアカウントの地域によって異なり、SWIFT送金ではIndependent Reserveの手数料に加えて、中継銀行や受取銀行の手数料が差し引かれる場合があります。
日本の銀行へ出金する場合は、受取銀行が該当する外貨建ての海外送金を受け付けているか、事前に確認してください。銀行によっては外貨預金口座が必要となる場合や、日本円への両替手数料、被仕向送金手数料、中継銀行手数料が掛かる場合があります。
海外出金の手数料は、居住国、アカウントの地域、出金通貨、送金先によって異なります。古い一律料金は使用せず、出金操作を行う前にIndependent Reserveの最新Fee Scheduleと画面に表示される手数料を確認してください。
暗号資産の入出金は、通貨とネットワークを選び、表示された入金アドレスまたは送金先アドレスを指定して実行します。誤った通貨やネットワークを選ぶと資産を失う可能性があるため、少額のテスト送金を行い、アドレスとネットワークが一致していることを必ず確認してください。
なお、暗号資産の出金には、利用するブロックチェーンのネットワーク手数料(一般にガス代や送金手数料と呼ばれるもの)が掛かります。金額は通貨やネットワーク、混雑状況などにより変わるため、送金確定前の表示を確認してください。
Independent Reserve口座開設方法
Independent Reserveの口座開設はシンプルです。日本はIndependent Reserveの対応国に含まれているため、日本在住者も口座開設を申請できます。まずは、こちらをクリックしてIndependent Reserveの登録ページに移動し、ユーザーネーム、メールアドレス、パスワードを入力します。

利用規約とプライバシーポリシーを確認してアカウントを作成すると、登録したメールアドレスに確認コードが送られます。コードを入力した後、居住国と個人アカウントを選び、氏名、生年月日、住所などを入力します。
取引を始めるには本人確認が必要です。日本などオーストラリア国外の対応国から申し込む場合は、本人確認書類としてパスポートを使用し、住所証明書類などを提出します。
住所証明には、氏名と現住所が記載された銀行明細、公共料金請求書、政府機関の書類などを利用できます。書類は原則として発行から6か月以内のものを用意し、画面の案内に従ってアップロードします。申請内容によっては、セルフィや追加書類の提出を求められる場合があります。
入力内容が正確で確認が自動的に完了すれば、短時間で利用を開始できます。追加確認が必要な場合は、審査に24〜48時間程度、またはそれ以上かかることがあります。
口座開設が完了したら、セキュリティー設定を忘れずに行いましょう。
ログインの際にTwo-Factor Authentication(2ファクタ認証、または、2段階認証)が必要になる設定です。Two-Factor Authenticationは略して2FAとも表記され、ログインするのにパスワードと別の認証、すなわち、2FAコードの入力が要求される仕組みです。2FAはスマホのアプリでインストールできます。
Independent ReserveではGoogle Authenticatorなどの認証アプリを使って2FAを設定できます。設定画面に表示されるQRコードや復旧情報は第三者に見せず、安全な場所に保管してください。
さいごに
オーストラリア発の暗号資産取引所、Independent Reserve(インデペンデント・リザーブ)を紹介しました。
最大の特徴は、日本を含む30か国以上の対応国から口座開設を申請できることです。オーストラリアドル、米ドル、ニュージーランドドル、シンガポールドルで価格を表示して取引でき、対応国の本人名義銀行口座への海外出金にも対応しています。通常の取引手数料は0.5%からで、過去30日間の取引額に応じて最大0.02%まで下がります。
SwyftxやCoinSpotと比べると取扱銘柄数は少ないものの、日本在住者が申請できること、複数の法定通貨に対応していること、対応国の海外銀行口座へ出金できることはIndependent Reserveの大きな強みです。特に、オーストラリア国外に住みながらオーストラリア発の取引所を利用したい人にとって、検討価値のある取引所です。
https://www.independentreserve.com/
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