シドニーからメルボルンまで車で南下する旅の3日目は、ニューサウスウェールズ州の南端のKiah(カヤ)の宿泊施設を出て、ビクトリア州に入りました。
NSW州とVIC州の州境
いよいよシドニーからドライブして3日目にして、ビクトリア州に入りました。
海岸線寄りを走る、Princess Highway(プリンセスハイウェイ)を走って、シドニーからこの州境までは距離にして520㎞なので、7-8時間ぶっ続けでドライブすれば1日でもこれる距離ではありますが、私たちは、ゆっくり途中観光しながらの移動でしたので3日目の朝に州境を超えました。
ここが州境です。何もありませんが、たくさんの旅行者が車を停めて写真を撮っている姿が見られます。
ビクトリア州側の表示は旅行者が貼ったステッカーだらけです。
ニューサウスウェールズ州側は表示が大きくてきれいです。
Mallacoota(マラクータ)
州境から約30分、距離にして約35㎞のMallacoota(マラクータ)に寄りました。
Princess Highwayを逸れて、Mallacoota-Genoa Roadに入り海に向かって進むとMallacootaに突き当たります。
Mallacootaは、ビクトリア州最北端のEast Gippsland(イーストジップスランド)地区にある、海からの入り江の美しい町です。
日頃の人口は約1000人の街ですが、クリスマス周辺とイースターのホリデ―シーズンには、休暇を楽しむ人たちで、人口が10倍の1万人近くになるそうです。
私たちはクリスマス直後の人口が多い時期に行ったので、賑わっていました。
ワーフ(Wharf)周辺は、車のトレーラーに乗せて持ち込んだボートで釣りを楽しんだり、カヤックなどで水遊びをする人たちがたくさんいます。
また、キャンプ場はすごい数のテントが並び、キャンプを楽しむ人たちで埋め尽くされています。
ワーフの水際には釣った魚をさばくエリアがあり、新鮮な魚のおこぼれをもらおうとペリカンやカモメが群がっています。
私たちは、ワーフから見える水辺の道Allan Drive(アランドライブ)にある、Croajingolong Cafeでランチとコーヒーを楽しみました。
このカフェは、親切な日本人のなかやまさんがいて、Mallacootaについて色々と教えてくれました。なかやまさん目当てで行ったわけでなく、偶然の出会いでした。話を聞いて、惚れ込んで定住してしまうほど素晴らしい場所なんだなあと納得しました。
ランチもとても美味しかったですが、なかやまさんが入れてくれたコーヒーが絶品でした。
機会があれば是非行ってほしい、カフェです。
帰りに、直ぐ近くのMallacoota Arts Space (MA space) というアートギャラリーに寄りました。
カフェでコーヒーを入れてくれたなかやまさんの美しい折り紙の作品が展示販売されていました。ギャラリーを訪れる人に人気のようで、私たちが行った時も買って帰る人達がいました。
折り紙のワークショップも開催されているそうです。
Croajingolong Centre for Communication and the Arts
66 Maurice Avenue, Mallacoota
Lakes Entrance(レイクス・エントランス)
MallacootaからPrincess Highwayに戻り、更に西へ約200㎞進みました。時間にして2時間半ほどでビクトリア州東部の人気観光地、Lakes Entrance(レイクス・エントランス)に到着しました。
海から湖の入り口となっているエリアで、波のある外洋のサーフィンもできるビーチと穏やかな内海の両方が楽しめる美しい場所で、多くの人たちを惹きつけています。
私たちは、ここのEastern Beachに行ってみました。車でビーチのすぐそばまでアクセスできるので便利です。
空は曇っていましたが、海の水が透き通ってきれいで、気持ちのいいひと時でした。
その後、夕方になったので早めのディナーをフレンチ家庭料理のカジュアルレストランで食べました。とても美味しかったです。
Lakes Entranceには数々のショップが立ち並び、レストランやカフェもたくさんあります。
この日は、Lakes EntranceからPrincess Highwayを約40㎞西に進んだ、
Bairnsdale(ベアンスデール)という地域に宿泊しました。
泊まったのはBairnsdale International(ベアンズデールインターナショナル)というホテルです。
きれいでベッドの寝心地が非常によく、快適でした。
ホテルの予約は、会員特別価格でAgoda(アゴダ)でしました。