メルボルンは、世界文化遺産となっているRoyal Exhibition Building(王立展示館)をはじめとして、国や州の文化財に指定された建造物がたくさんあります。
メルボルン市内に数多くある歴史的建造物の中から、おすすめのいくつかをピックアップして紹介します。
Flinders Street Railway Station(フリンダース・ストリート駅)
Federation Square(フェデレーションスクエア)の向かいにある、オーストラリアで一番古く、最も利用客が多い鉄道の駅です。
Royal Exhibition Building(王立展示館)
建物があるCarlton Gardens(カールトン庭園)と共に、世界文化遺産に登録されています。
St Paul's Cathedral(セントポールズ大聖堂)
Federation Square(フェデレーションスクエア)の北向かいに位置する、アングリカン(英国教会)の教会です。
State Library of Victoria(ビクトリア州立図書館)
図書館の外観もさることながら、内部の35メートルの吹き抜けのリーディングルームが素晴らしいです。
St Patrick's Cathedral(セント・パトリック大聖堂)
オーストラリアで最も多きいローマ・カトリックの教会です。
Old Treasury Building(旧大蔵省)
昔、ビクトリア州の大蔵省だった建物はオーストラリア最高のルネッサンス・リバイバル建築と評判です。
Parliament House(州議事堂)
今も使われるビクトリア州の州議事堂で、19世紀半ばから段階的に建設されました。
Princess Theatre(プリンセス・シアター)
Spring Street(スプリング・ストリート)を挟んで、州議事堂の向かい側の北側にある、オーストラリアで最も古いエンターテイメント施設です。
Hotel Windsor(ホテル・ウィンザー)
Spring Street(スプリング・ストリート)を挟んで、州議事堂の向かい側の南側にある5つ星ホテルで、19世紀に建てられました。
Melbourne Town Hall(メルボルン・タウン・ホール)
Swanston Street(スワンストンストリート)とCollins Streets(コリンズストリート)との角にあり、1887年に完成した市役所です。
General Post Office(ジェネラル・ポスト・オフィス)
Bourke Street(バーク・ストリート)とElizabeth Street(エリザベスストリート)の角にある過去に郵便局であった建物です。
Supreme Court of Victoria(ビクトリア州最高裁判所)
19世紀後半に建てられたルネッサンス・リバイバル様式の最高裁判所は、William Street(ウィリアムストリート)と Lonsdale Street(ロンズデールストリート)の角にあります。
Grand Hotel (グランドホテル)
Spencer Street(スペンサーストリート)のSouthern Cross Station(サザンクロス駅)の南側にある、ホテルに使われている建物で、以前はビクトリア州鉄道の本部として使われていました。1887-1912年の間に段階的に建設されたそうです。
さいごに
以上、メルボルンにある数えきれないほどの歴史ある建物の中から、代表的なもののいくつかをピックアップしてみました。
これらのほとんどが、ビクトリア州がゴールドラッシュで潤った19世紀に建てられましたので、豪華な西洋の建築様式のものとなっています。
市内には非常に多くの歴史的建造物が点在していますので、建築に興味がある方なら街を散歩してまわるのが楽しめること請け合いです。