オーストラリアの学期とホリデー
オーストラリアの学期間のお休みはスクールホリデー(school holidays)といいます。
学期(School Term)は、年間で4学期になります。オーストラリアの1学期は、夏休みが終わった後の、1月終わりから2月初めに始まります。
スクールホリデーは学期間のお休みですので、同じく1年に4回となります。スクールホリデーの期間には、全国合計8の州と準州(テリトリー)によって違いがあります。
公立の学校でも、州によって1週間ほどのずれがあります。また、私立の学校は大きくは違わないものの、独自の期間を設けているケースも多いです。いづれにせよ、どこの学校も、似たような時期に、似たような期間のお休みがあります。
お休みの始まりと終わりの日は、日本のように毎年同じではなく、年によっても、州によっても、学校によっても変わります。
おおまかな、スクールホリデーの期間は以下のようになります。
始まり~終わり | 期間 | |
夏休み | 12月中旬~1月下旬 | 6週間と数日 |
秋休み | 4月初旬/中旬~4月下旬 | 2週間と数日 |
冬休み | 6月下旬/7月初旬~7月中旬/下旬 | 2週間と数日 |
春休み | 9月下旬~10月初旬/中旬 | 2週間と数日 |
夏休みは、学年が変わる前の1年で一番大きなホリデー期間で、あいだにクリスマス・デー(Christmas Day)、ボクシング・デー(Boxing Day)、そして、ニューイヤーズ・デー(New Year's Day)の祝日を含みます。
州によって違うスクールホリデーの日程を調べるには。オーストラリアの休祝日をまとめたこちらのサイトが参考になります。
各州の学校の学期(スクールホリデーではなく、開校期間)を知るには、オーストラリア政府のサイトのこちらのページをご覧下さい。
スクールホリデー中はどこも混雑する
スクールホリデーは、オーストラリア中の家族連れが旅行に行く機会です。ですから、リゾート地はどこも混み合います。
ホテルなどの宿泊場所の予約も取りにくくなり、値段も高くなります。特にイースターやクリスマスなどの祝日の期間と重なる時は、年間で一番高く、混み合います。
それでも、それらの時期に旅行をしようという人たちがたくさんいます。特にイースターやクリスマス時期には、どこか特別な所へ行って、なにか普段はしないことをしたいというのが一般的なようです。
スクールホリデー期間に、子供に合わせて長い有休をとる親御さんも多く、各地で家族連れが楽しむ姿がみられます。
スクールホリデーは、オーストラリアに住む人たちの大移動する、日本でいうと、ゴールデンウィーク、お盆休み、そして、正月休みのような期間です。
スクールホリデー中は、宿泊、そして、飛行機の料金が、それ以外の期間に比べて割高になります。
日本からオーストラリアに旅行するなら、なるべくならスクールホリデーを避けると、航空券やホテルなどをお得に予約することができるでしょう。
関連記事:州ごとに違うオーストラリアの祝日