オーストラリアで子どもに携帯を持たせるなら?バス・電車通学のスマホ・GPSウォッチを比較

オーストラリアで子どもが少しずつ成長してくると、悩むのが「いつから携帯電話を持たせるか」という問題です。

特に、

  • バスや電車に乗って学校へ行く
  • 放課後に習い事へ移動する
  • 友達の家へ行く機会が増えた
  • 親の送迎なしで行動するようになった

といったタイミングになると、「何かあった時に連絡できる手段くらいは持たせた方がいいかな」と考える家庭も多いのではないでしょうか。

一方で、小学生にいきなりスマートフォンを持たせるのには抵抗がある、という家庭も少なくないと思います。

我が家でも同じ問題に直面しました。

現在は、私が以前使っていた携帯電話にamaysimのCall & Text Onlyプランを入れて子どもに持たせています。年間$60なので、単純に電話とSMSができればいいという用途なら非常に安く済みます。

ただし、この方法には大きなデメリットがあります。

GPSで子どもの現在地を確認することはできません。

そこで今回は、オーストラリアで子どもに連絡手段を持たせる場合にどんな選択肢があるのか、実際の我が家のケースも含めて比較してみます。

※料金・キャンペーン内容は2026年9月時点のものです。契約前に各社公式サイトで最新情報をご確認ください。

まず考えたいのは「子どもに何をさせたいのか」

子ども用の携帯を選ぶ時、最初に考えた方がいいのは機種ではありません。

必要な機能です。

例えば、

「遅れる時に電話してくれれば十分」

という家庭と、

「ちゃんと予定の駅まで着いたかGPSで確認したい」

という家庭では、必要な端末がかなり違います。

大きく分けると、次のような選択肢があります。

選択肢通話・SMSGPS確認インターネット費用向いている家庭
スマホ+通話&SMS限定SIM×契約プラン次第◎ 安い連絡だけできれば十分
スマホ+データ付SIMデータ通信も必要
Spacetalk一般Web・SNSなしGPSと安全性を重視
Apple Watch Cellular制限あり△〜高めAppleユーザー
GPS専用端末×〜△×居場所確認が中心

選択肢1:一番安く済ませるなら「スマホ+通話&SMS限定SIMプラン」

我が家が現在使っている方法です。

以前私が使用していた携帯電話を子どもに渡し、amaysimCall & Text Onlyプランを利用しています。

年間$60なので、月換算するとわずか$5程度。

目的が、

  • 親に電話する
  • SMSを送る
  • 緊急時に連絡する

だけなら、かなり合理的な方法だと思います。

使っていないスマホを渡せば、子どものために新しいスマートフォンを買う必要もありません。また、新品でも通話とテキストで毛出来れば十分というなら$50くらいで買える格安の携帯電話もあります。

デメリットはGPS

我が家の場合、現在の使い方では子どもの現在地をリアルタイムで確認するGPS機能を使っていません。

そのため、

「今どの駅にいる?」
「もうバスに乗った?」
「ちゃんと学校を出た?」

ということを確認したければ、本人に電話やメッセージをする必要があります。

通学ルートが単純で、子ども自身もしっかり連絡できる年齢なら、それで十分という家庭も多いと思います。

逆に、バスや電車の乗り換えがある場合は、GPSが欲しくなるかもしれません。


選択肢2:GPSまで欲しいならSpacetalk

そこで候補になるのが、オーストラリア発の子ども向けスマートウォッチSpacetalkです。

Spacetalk Adventurer 2には、

  • 4G音声通話
  • ビデオ通話
  • メッセージ
  • リアルタイムGPS
  • Safe Zone通知
  • SOS
  • School Mode
  • 保護者による連絡先管理

などが搭載されています。

一方で、一般的なWebブラウザやSNSは搭載されていません。

つまり、

「スマートフォンはまだ持たせたくない。でも電話とGPSは欲しい」

という家庭には、かなり分かりやすい選択肢です。

バス・電車通学との相性がいい

Spacetalkが特に便利だと感じるのは、一人で公共交通機関を使うケースです。

例えば、

「学校を出たかな?」
「いつもの駅まで来たかな?」
「予定通り移動しているかな?」

といったことを、毎回電話せずに確認できます。

Safe Zoneを設定しておけば、指定したエリアへの出入りを確認する使い方もできます。

親にとっては「監視」というより、必要な時だけ場所を確認できる安心感に近いと思います。

料金は普通の格安SIMより高め

「電話だけ」の用途なら我が家の年間$60の携帯の方が圧倒的に安いです。

Spacetalkに払う追加コストは、主に、

GPS・SOS・Safe Zone・親による管理

に対して支払うもの、と考えると分かりやすいでしょう。

こんな家庭にはSpacetalkが向いています

  • Primary Schoolの子どもが一人で通学し始めた
  • バスや電車を利用する
  • 乗り換えがある
  • 放課後に習い事へ一人で移動する
  • スマートフォンはまだ持たせたくない
  • SNSやインターネットを自由に使わせたくない
  • 現在地を必要な時に確認したい

この条件に複数当てはまるなら、検討する価値はかなりあると思います。

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選択肢3:スマートフォン+格安SIM

もう少し年齢が上がってくると、普通のスマートフォンを持たせる方法もあります。

特にHigh Schoolになると、

  • Google Maps
  • 学校関連アプリ
  • メッセージアプリ
  • Web検索
  • 公共交通機関の情報確認

など、データ通信が必要になる場面も増えてきます。

この段階になると、Call & Text Onlyよりも、普通のデータ付きSIMの方が使いやすくなります。

Australia Here and Nowで紹介しているSIMの中では、YomojoBoost MobileTangerineなどが候補になります。


Yomojo:価格とデータ量のバランス重視

Yomojoは、データ通信を含めてスマートフォンを使わせたい家庭の候補になります。

小学生の「緊急連絡だけ」の用途にはデータ量が多すぎる場合がありますが、スマートフォンを本格的に使い始める年齢の子どもには検討しやすい選択肢です。

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Boost Mobile:カバレッジを重視したい場合

Boost Mobileは、Telstra Pre-Paid Mobile Networkを利用しています。

amaysimの年間$60のCall & Text Onlyプランと比べると料金は高くなりますが、通学ルートや住んでいる地域によっては、ネットワークカバレッジを重視してBoostを選ぶという考え方もあります。

特に郊外や地方へ行く機会が多い家庭なら、料金だけでなく、自宅・学校・通学ルートのカバレッジも確認した方がいいでしょう。

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Tangerine:データ通信も使うなら

Tangerineも、スマートフォンでデータ通信を使わせたい家庭の候補になります。

子どもの「連絡専用携帯」として考えるとオーバースペックになりやすいですが、

  • Google Maps
  • Web検索
  • 学校アプリ
  • その他のスマートフォン機能

を普通に使う年齢になれば選択肢になります。

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Apple Watchという選択肢もある

すでに家族全員がApple製品を使っている場合は、Cellular対応のApple Watchを子どもに持たせる方法もあります。

通話やメッセージ、位置確認などが可能なので、考え方としてはSpacetalkに近い部分があります。

ただし、端末価格やモバイル通信費まで考えると、子どもの通学連絡用としては比較的高価になります。

Apple製品との連携を重視する家庭ならApple Watch、**最初から子どもの安全・連絡用として設計された端末を求めるならSpacetalkという選び方が分かりやすいと思います。


学校では携帯電話・スマートウォッチのルールも確認

もう一つ忘れてはいけないのが学校のルールです。

例えばNSW州の公立学校では、生徒の携帯電話利用に制限があります。

スマートウォッチなどのwearable technologyも学校のルールの対象になる場合があります。

学校によって、

  • 電源を切ってカバンに入れる
  • ロッカーに入れる
  • 専用ポーチに入れる
  • 学校側が預かる

など運用方法が異なることがあります。

SpacetalkにはSchool Modeがありますが、持ち込み自体が認められているかどうかは学校のルールを確認しておきましょう。


結局、どれを選べばいい?

我が家の経験も踏まえると、個人的には次のように考えます。

とにかく安く、親と電話できればいい

お下がり携帯+amaysimなどの安いCall & Textプラン

我が家ではこの方法です。

年間$60程度なら、子どもの緊急連絡手段としては非常にリーズナブルです。

amaysimをチェックする


一人でバス・電車に乗るのでGPSも欲しい

Spacetalk

特にPrimary Schoolくらいの年齢で、

「スマホはまだ早い。でも居場所は確認したい」

という家庭には、一番目的が明確な製品だと思います。

Spacetalkを詳しく見る


スマホを使い始める年齢になった

Yomojo / Boost Mobile / Tangerineなどのデータ付きSIM

High Schoolに入り、Google Mapsや学校アプリなども必要になってくれば、普通のスマートフォン+SIMへ移行する方が自然でしょう。

料金だけでなく、データ量・ネットワーク・通学ルートでのカバレッジを比較して選ぶことをおすすめします。

Yomojoのプランを見る
Boost Mobileのプランを見る
Tangerineのプランを見る


まとめ:電話が必要なのか、GPSまで必要なのかで選ぶ

子どもに携帯を持たせる時、必ずしも最新のスマートフォンを買う必要はありません。

我が家のように、

古い携帯+年間$60程度の通話プラン

でも、目的が「何かあった時に連絡する」だけなら十分です。

一方で、一人でバスや電車を使うようになると、

「電話ができる」ことと「今どこにいるか分かる」ことは別

だと感じる家庭もあるでしょう。

その場合、SpacetalkのようなGPSスマートウォッチが一つの選択肢になります。

大切なのは、

一番高機能な端末を選ぶことではなく、子どもの年齢・通学方法・行動範囲に合ったものを選ぶこと。

電話だけならシンプルな携帯。

GPSまで欲しければSpacetalk

スマートフォンが必要な年齢になったら、YomojoBoost MobileTangerineなどのデータプラン。

この順番で考えると、余計な費用をかけずに、その時の子どもに合った連絡手段を選びやすいと思います。


Australia Here and Nowからひとこと

これから子どもが一人でバスや電車に乗り始めるご家庭なら、まず、

「電話ができれば安心なのか、それともGPSで居場所まで確認したいのか」

を考えてみてください。

GPSが必要なら、スマートフォンを持たせる前の選択肢としてSpacetalkは一度チェックしておく価値があると思います。

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