シドニー・オリンピックパーク・アクアティクセンターは、2000年のシドニーオリンピックに水泳競技で使われたスイミングプール施設です。
アクアティックセンター水泳施設
上の写真が2000年のシドニーオリンピックで使われた競泳プールです。大きな観客席と電光掲示板が目をひきます。さすがオリンピックで使われたプールだけあって重みがあります。オリンピックで使用された飛込み台もありますが、使用禁止となっていました。
競泳プールだけでなく、小さい子供たちが遊べるプール、ウォータースライダー、ジャグジー、サウナ、さらに、ジムまである充実した施設です。プールは屋内温水なので冬でも楽しむことがでます。
ちなみに当たり前ですが、水着を着用ください。水着の代わりに、綿のパンツや下着では入れてもらえません。ロッカーもあります、使用料金は2ドルです。
アクアティックセンター展示施設
プールの横には2000年シドニーオリンピックの金メダリストたちの手形や足形が飾られていました。
競泳プール観客席の裏手には、2000年のオリンピックにまつわる写真や説明の展示がされていて、歴史を学ぶことができます。
シドニーオリンピックで金メダルを獲った、イアン・ソープ選手の手形がありました。
さらには女子4x100mメドレーリレーの日本選手団の写真も飾られていました。北島康介選手の写真は見つけられませんでした。
そして、なんと表彰台も置いてありました。この真ん中に登って、金メダルを獲った気持ちになって、記念撮影してはいかがでしょうか?
他にもWorld Record Waterなる面白いものがありました。シドニーオリンピックの時に使われたプールの水です‼
甲子園の土みたいな感覚ですかね?(笑) これは、とにかく貴重です。ここでしか見ることはできないと思いますよ。
アクアティックセンターに行ってみた感想
シドニーオリンピックで使われたプールで泳ぐことができる、子供の遊具も充実している、更に温水プールなので冬も温かい、ということで本格的に泳ぎたい人も、お子様と一緒に遊びたい人も、年間を通して楽しめるに違いない、かなり充実したプールでした。
更には、貴重な写真やグッズの展示があるので、水泳ファンにはたまらない場所だろうと思います。
私自身は、来て良かったと満足しました。シドニーで泳ぎたければ、ここでしょう。
アクアティックセンター料金・営業時間
利用料金は、大人が8ドル、4〜15歳の子供が6ドルです。27.50ドルのファミリーパス(大人2人子供3人、又は、大人1人子供4人)もあります。繰り返し利用するならば、回数券もあります。
営業時間は月曜日から金曜までが朝5時から夜9時まで、土日祝が朝6時から夜7時までです。夏季中(10月から3月)の土日祝の営業は朝6時から夜8時となります。
詳しくは、Sydney Olympic Park Aquatic Centre のウェッブサイトをご覧ください。
アクアティックセンターへの行き方
Central(セントラル)駅からT1 North Shore, Northern & Western Lineに乗車し、Lidcombe(リッコム)駅でT7 Olympic Park Lineに乗り換えて、Olympic Park(オリンピックパーク)駅で下車。Central駅からLidcombe駅までは約20分、Lidcombe駅からOlympia Park駅までは約5分です。
Olympic Park駅からは、徒歩3分ぐらいで行けます。
電車の時刻と路線マップは、Transport NSWのサイトで調べられます。
オリンピックパーク駅周辺
駅を降りるとすぐ、ラグビー、サッカー、クリケットなどの試合で使われるANZスタジアムが目に入ります。2000年のシドニーオリンピックのマラソンゴール地点として、高橋尚子選手が優勝を飾った場所としても有名なスタジアムです。大きくて迫力があります
ANZスタジアムの他にも、陸上競技のアスレティックセンター、テニスセンター、ホッケーセンターなどの様々な施設があり、大きなイベントや商業展示会などの施設として使われるシドニーショーグランド(Sydney Showground)もオリンピックパーク内に位置しています。
更に、駅周辺には、宿泊施設の他に、マクドナルド、オーストラリアのファーストフードチェーンのOporto(オポルト)、オーストラリア発のコーヒーフランチャイズGloria Jean's Coffee、そして、韓国料理レストランや、カジュアルフードレストランなどのお店があります。