シドニーの英語学校留学体験記

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今回の記事は、ワーキングホリデービザでシドニーに滞在中のケーさん(20代男性)が実際にシドニーの英語学校に3か月間通った、本人による体験記です。

シドニーの学校選び

僕はシドニーで3か月間英語を学ぶのに、シドニーの中心地、QVB(クイーンビクトリアビルディング)のすぐ近くにある英語学校を選びました。

先ず、何故3ヶ月なのかと言いますと、僕はワーキングホリデービザでオーストラリアに来たので、ワーキングホリデービザは英語学校に最長4ヶ月までしか通えないという制限があったからです。

この学校を選んだのは、この学校が、語学学校の中ではかなり安い語学学校に分類されることと、お得な11プラス1というプランがあったからです。この11プラス1というのは、11週間分の学費で12週間通うことができる、要は1週間分お得というプランです。3か月で、入学金、教材費、そして、12週間分の学費を含めて、2300ドルほどの費用が掛かりました。

学校のシステム

入学日は毎週月曜日で、初日は英語力をチェックするためのペーパーテストと軽いSpeakingのテストがありました。Speakingは自己紹介と簡単な口頭質問でした。「日本の今の気候はどんな感じ?」という質問でした。これら、ペーパーテストとSpeakingのテストの結果を総合して、テスト後すぐに自分のクラスが発表されます。

クラスは上から、Advance(上級)、Upper Intermediate(中上級)、Intermediate(中級)、Pre-Intermediate(初中級)、Elementary(初級)、Beginner(ビギナー)クラスの6クラスに分かれていました。

4週間毎に1度、クラス分けのテストがありました。テストは、Spoken interaction、Spoken production、listening、Reading、Writingの5つの項目から成り、5つ中3つの項目で80%以上の成績なら上のクラスにレベルアップすることができます。レベルアップできると言われても、そこは自分で選べるので、自信が無ければ上のクラスにいかないという選択もできます。

僕の行った学校には、8:45〜14:30までのMorning Classと16:00〜20:30までのEvening Classの2つがありました。Morning Classは月曜日から木曜日までの週4日、Evening Classは少し授業時間が短いため、月曜日から金曜日までの週5日あります。私はMorning Classに通っていました。

最初の授業が8:45〜10:45まで、15分の休憩を挟み、11:00〜12:30まで次授業が行われます。12:30から30分間昼休みがあります。そして、13:00〜14:30まで最後の授業が行われます。

この時間設定は一応決まっているようですが、先生によって終わる時間が違ったり、昼休みを1時間もくれる先生もいて、割と適当な感じでした。

授業の様子

だいたい1クラスは15人ほどでした。毎朝8:45分から授業は始まりますが、その時間にいるのは2‐3人といった感じでした。余裕でコーヒを飲みながら遅刻してくる生徒が多かったので、だいたいみんなが揃うのは朝10時くらいでした。

授業は先生によって、違いがあります。Grammarなどをしっかりと書かせることが好きな先生もいれば、ゲームを多く取り入れて楽しくやる授業スタイルの先生もいますし、教科書をまったく使わずに授業を進める先生もいます。

僕のクラスは月から水まで同じ先生で、木曜日だけ先生が変わりました。月から水までの先生は書くことが多く、もちろんそれも大切なのですが、ちょっと退屈だなと思うこともありました。ですが、木曜日はゲーム形式が好きな先生だったので、とても楽しく、さらに喋る機会も増えるので良かったと思います。

クラスメートについて

クラスには、日本人は僕も含めて2人でした。学校全体でも日本人は5‐6人といったところでした。僕のクラスにはタイ人の生徒が多く、総生徒数の3分の1を占めていました。個人的にはタイ人はみんな明るくて、優しく、凄く話しかけてくれる印象があります。あとは、ヨーロピアンの生徒が数名、そして、スパニッシュの生徒が多かったです。学校は英語以外の言葉を話してはいけないと言う決まりはないので、休み時間はタイ語とかスペイン語が飛び交っていました。

昼休みには、校内のフリースペースでみんなが持ち寄ったお弁当をシェアして、食べたりました。様々な国の食べ物に触れることもできますし、そこで違うクラスの人たちと会話する機会もあるので、友達はどんどん増えていくと思います。

基本的にみんな積極的にコミュニケーションをとろうとしてくれたので、とても楽しい学校生活を送ることができました。

テストのある週の木曜日は、みんなで海に行ってBBQをしたりということもあったので、凄く楽しかったです。

最後に

英語ができるようになるためには、やはり話すことが大切だと思うので、友達を作るために学校を通うのも1つの方法だと思います。

学校は、もちろんGrammar、listening、Speakingなど全てしっかり学ぶことができる場でもあります。

授業は、みんな積極的に発言する環境で、活気があります。私の学校は、授業も少人数だったので、先生の目もしっかりと行き届いているなと感じ、僕はストレスがあまりなく学べました。

シドニーの語学学校に入って感じたことは、授業中に疑問に思ったこと、分からなかったこと、そういうことをそのままにせず、しっかりその場で質問して、自分が納得いくまで話し合うのが大切だということです。そういうところは、積極的な他の国の生徒を見習わなければいけないと思いました。

学校に通った際には、恥ずかしがることなくどんどん発言して、授業に参加していってください!!

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