シドニーを蒸気機関車が走るトーマスのイベント開催

シドニー 蒸気機関車

毎年恒例のシドニーのセントラル駅(Central Station)でトーマスとなかまたち(Thomas & Friends)と蒸気機関車に乗れるイベントが、2017年は8月13日と14日の2日間にわたって開催されました。

子供のための鉄道を安全に利用することを啓蒙するイベントで、毎年シドニーのセントラル駅で開催されます。

イベントのアトラクション

毎年、子供たちにすごい人気のイベントですので、1か月は前にネットで予約をしないと参加できません。

イベントのアトラクションは2つあります。ちなみに料金は各アトラクション共に子供1名につき$5でした。付き添いの大人は無料です。すごい太っ腹です!

TrackSAFE with Thomas & Friends(トラックセーフ・ウィズ・トーマス&フレンズ)

子供たちに安全な電車の乗り降りの仕方を歌と踊りを交えて教えてくれ、シドニーを走る現役の電車の運転席に乗ったりすることができます。運転席に乗って子供より興奮しました。

シドニーの電車

シドニートレインの運転席

メインはテレビでおなじみで子供たちに大人気のトーマスの運転席体験です。みんなトーマスが大好きです。

きかんしゃトーマス

トーマスの運転席

イベント中は走ることはありませんが、イベント初日の早朝4時ころに自力で走ってきたそうです。駅員さんが「感動した」と言ってました。駅を離れるのは2日目の夜中だそうで、残念ながら走る姿は見られませんでした。

Heritage Steam Train Ride(ヘリテイジ・スチーム・トレイン・ライド)

1903年に製造された3016という形式の蒸気機関車でNSW州の鉄道輸送に実際に使用されていました。改良を重ね、1972年まで現役で走っていたそうです。

オーストラリアの蒸気機関車

退役後にレストアされて、現在はイベントの時に活躍しています。

これもまた希少なビンテージのディーゼル機関車の4490が最後尾について一緒に走りました。

オーストラリアビンテージ列車

線路沿いには鉄道ファンがカメラを構えて待っていました。

乗車した様子をビデオにおさめましたのでお楽しみください。

窓から顔を出すと石炭のカスが飛んできます。窓を開けていた車内のテーブルにも石炭の粉がついていました。

1時間強の楽しい旅でした。

今回のイベントで活躍した蒸気機関車はシドニーから南西に100kmほどの距離にあるThirlmereのNSW Rail Museumから来ました。

蒸気機関車に乗りたい方は、NSW Rail Museumのサイトをチェックしてみてください。

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